キャンピングカーの常設２段ベッドはいいね。でも我が家は取ってしまいました。

我が家は4人家族。ペットもいないので広く使わせてもらっている。

ベッドの下段に寝ることが多いが、上との距離が少なくてなんだか表現は悪いが、穴蔵に入る印象もしくはお棺にでも入っている印象さえ受けることがあった。これをどうにか打開したい。

上段を取ってしまうという手があったか

常設２段ベッドが売りのセレンゲティーでもあったのですが～～。最初は良かったのですが使っていくうちにだんだんとライフスタイルも変わってきます。
そんな折、ブロ友さんが、上段を取り払い見事に快適化を成し遂げたのを見て私も一気に火がつきました。

でも上段を取ってしまうということは、今までやっていた引き出し式の方法は使えない。

思い切って方法変更です。上段の真ん中がないということは、かえってマルチルーム裏のデッドスペースにアクセスしやすそうだ。

ここに気がついた。

早速、常設２段ベッドの上段解体へ

 

両面テープとビスで固定されていた上段受けを取り払ってしまいました。手を出すまではちょっと勇気がいりますが、やり始めたらあとは度胸一発。取っただけでも、その魅力を感じずにはいられません

2段ベッドの撤去後の木工は跳ね上げしきスノコ製作

棚のセンターの部分が全くなくしてしまっては、荷物が増えたときに困ってしまう。

必要時はものを置くところとして使いたい。でも、圧迫感を出来るだけ少なくしたい。
それには、すのこで跳ね上げ式にするのが得策とちゃっちゃと製作開始。

すのこは床材の間隔が揃っていないと実に見栄えがよろしくないので、12ミリのコンパネを挟んでくみ上げていく。蝶番はこの場面ではドロップ蝶番でしょうと、トリマーを使って彫り込んでいく。
ばっちり決まって、すごくうれしい。
仕上がった感じはこんな感じです。ちょっとしたデザインにもなって、お気に入りとなり、家族からも広くなって良いね～～ッと良い感触をいただいてうれしい限り。
すのこに取り付けて、下ろしてみます。動きもスムーズで実に気持ちが良い。
木工を趣味にしていて良かったって思えた一瞬。

これはすのこのストッパーです。色々考えましたが、構造が単純なのが一番ですし、他の部分でも使っているのでおそろいです。下げすぎて後ろのカメラに干渉しないように受けも付けております。

頭の部分は２段の棚を作ります。今となっては廃材と化した古いコンパネを使って作りました。化粧はスーパーメイクアップシートを使い統一感を出します。

何となく散らかってしまいそうなものをおくことにしました。音の問題と滑り止めの効果を狙って床に敷いているものと同じ16ミリのジョイントマットを敷き込んでいる。落下防止に前板を設置。こうなると、車中泊をしながら色々と試したくなって一泊二日のプチ旅行に出かけてきた。
カイテキ空間が広がって楽しかったですよ～～～。

これを付けた時点で、もうここに寝ることは難しくなりました(まあ、寝ることはないと思いますが)

とりあえず、散らかっていたものを納める事ができて良いみたいです。
ここに扉を付けることなども検討しましたが、ジャマになりそうなのでやめました。

ベッドに腰掛けても後頭部があたらない

今はベッドに腰掛けても後頭部があたらないし、ここに二人並んで座れますから、重宝してます。

今回は１泊二日だったので、ここをあげたままの走行で十分でしたし、眠るときも気持ちよく、入っていけます。

どんどんと原型がなくなっていく我が家のセレンゲティ。

「もう売れないね」という妻の言葉に、内心ぎくっとしましたが、どんどんと手をかけてあげたら、もったいなくて売る気持ちが出てこないから、まあ良いかと。

きれいなままに乗るのも一つだし、我が家みたいに我が家ベースに変えてしまうのも一つでしょう。

乗ることだけではなく、たくさんの楽しみをくれるキャンカーはやっぱり魅力的。

ミニバンじゃやっぱり物足りない･･･

今度は何しようかな。

初回投稿　2016年７月