セカンドライフの楽しみ

セカンドライフで楽しみたいキャンピングカー。セカンドハウスを持つよりお得!

私はキャンピングカーいわゆるキャブコンに乗ってもう10年を経過している。
年齢も57歳となり、妻と2人暮らしとなった今、今後のセカンドライフをどのように過ごそうか、それを思い悩む楽しい時期がやってきた。

どこか違う町で過ごしてみたい。
それにはどんな方法があるか

移住、セカンドハウス、キャンピングカーでの旅暮らしなどが主だったところだろうか。
特徴や維持費など色々調べてみた

結論から言うと、「キャンピングカーでの旅暮らし」が一番お得感が強いと思えてしまった。

年齢が上がり、セカンドハウスが欲しくなった

すでにキャンピングカーに乗り、とても楽しい生活を送らせてもらっている。

定年まであと3年を迎えたある日、妙にセカンドハウスが欲しくなった。

現在すんでいる家とは違った「生活感が無い暮らし」、非日常的な暮らしに憧れが出てきて、薪ストーブや広いウッドデッキ、田舎で味わう「少し不自由な暮らし」をしてみたくて仕方なくなった。セカンドハウス15garden2

きっとそんな暮らしをしたら、時がゆっくりと流れ、穏やかな空間に囲まれて、のんびりとした暮らしが出来るのだと。

そんな折、実家の田舎の土地に家を建てるのはどうだろうということが頭の中によぎった。
今住んでるところも実家もさほど差がない田舎暮らしだ。

それでもそちらにセカンドハウスを建てることで生活の様式が変わり、自分の暮らしに大きな刺激を与えることができるのではないかと悩んだ。

少し調べてみると、セカンドハウスにも住宅のローンや控除が適用されること、また住宅金融の金利も大幅に下がり、現在は1%を切る低金利のローンもたくさん出ていることがわかった。

そうならば、いっそのことお金を借りて家を建ててみるのも一つではないかと、各ハウスメーカーを回り色々な情報を得た。セカンドハウス1

見れば見るほど、田舎暮らしがイメージアップされて、妄想の世界に入っていった。

先にキャンピングカーを持った自分が思うこと

当然この車を持つとやってみたくなるのは、旅行だろう。

多くの方が日本一周を成し遂げている中で、私はまだできていない。

全国津々浦々、あちこちキャンピングカーで回りたいと思ってはいたが、なかなか退職することもできず、長期休暇も取れないことで、日本一周など大きな旅行は不可能だった。

夢としてどうしてもやっておきたいもの、それは、「数ヶ月に渡るキャンピングカーライフを続ける」ことだった。

セカンドハウス60

キャンピングカーを持った私にとっては、実現までは近い距離となっていた。

それと同時に、週末をセカンドハウスでゆったりと過ごしたいと思うようにもなった。

「暮らすこと」と「旅をすること」は、別物ではあるけど、キャンピングカーにおいてはその両立も出来ない事も無い。

いざ、家を建てる段階で「アレッ」と思った。違う気がする。

ハウスメーカーとの話が進むうちにキャンピングカーは一体どうするんだろうという素朴な疑問が起きた。

それはそれで十分に活かしていけばいいのだろう、そんな思いもあるなか本当に家を建てたいのだろうか、メリットとデメリットの関係も少し整理することが必要だろうと。

確かに、住宅ローンの金利も自分たちが建てた時に比べ約4分の一に下がっている、ほぼ借入金を返すだけでいいくらいの低金利だ。

現在住む家を貸し出し、これから建てるセカンドハウスに移住する。

それも確かに面白い話だと思った。

ソーラー発電を行い、光熱費などを抑えていけば、2つの家を持つことも難しいことも無いとさえ思えた。

田舎に住んでいるから出来ることではあるのだけれど、有効利用しない手はないくらいに思えてくる。

だが考えてみると、いくら低金利とはいえお金を借りていることには変わりがないわけで、返さなくてはいけないわけです。

私の住む家は築28年の持ち家注文住宅で、家には特に問題もなく、自分の暮らしをエンジョイできる空間は全て揃っているから、なおさら悩んでしまったのです。セカンドハウス10 セカンドハウス12

キャンピングカーを別荘にした方が得じゃないか

あちこちのハウスメーカーを回り終わった時点で、「自分は一体何をしたいのか」と思い悩むようになっていた。

約2000万円から3000万円に上る、お金を借り入れ、それを返していく、確かに新しい家は素晴らしいとは思うが、その居住空間が素晴らしいものであるかという保証はない。

田舎に住む私にとって、自分のしたいことはDIYであったり、手軽に出来るアウトドアライフなのだと。
そしていろいろな地域の風情を感じて、旅もしていきたいのだと気づいた。

暮らしを含めた旅をしたいとなれば、「キャンピングカー」のほか選択肢は無いくらいに想いが固まった。

動く別荘「キャンピングカー」と動かない別荘「セカンドハウス」とをまとめてみた。

キャンピングカーの利点や特徴から考えてみると。

キャンピングカーの利点

①キャンピングカーであれば行ったところが別荘地
②気に入らなかったら、移動したらいい
③居たかったら、長期滞在も可能(場所にも寄りますが)
④季節によって変わる土地の魅力を感じきることが出来る
⑤維持費と経費と考えたらキャンピングカーがオトク(車検代、自動車保険料、自動車税、滞在費、燃料代、食費)
⑥地域の人との人間関係などは考えなくていい
⑦アウトドアをするのは、キャンプ場などの施設を使えば実現できる

まあ、こんな感じで楽しめますよね。

セカンドハウス61
都会暮らしからセカンドハウスの利点

①普段の暮らしから離れ、ゆったりとした生活を送ることが出来る
②都会では実現できない野菜作りや趣味などを本格的に出来る
③地域の方との交流が楽しい
④安定した暮らしを送ることも可能

といったところだろうか。

しかしながらセカンドハウスを持つことの不安や注意点も無いわけでも無い。

地域の人となじめるか、疎外感は起きないか
そこで何をしたいのかがハッキリしているか

別荘地も手入れをしないとあっという間に草ボウボウになります。

「行ったら真っ先にするのは草刈りで、これで週末が終わってしまった」という話をよく聞きます。

そんなに使うだろうか、野菜作りでもしない限り、田舎暮らしのメリットはないのではと思う。

田舎って、実際に住んでいるから思います。

「結構不便なんです」よね。不便を楽しむくらいの意識改革が必要と思います。セカンドハウス12

家を持つと言うことは維持費が膨大です。

キャンピングカーを持つ位の維持費では済まされません。

別荘の管理費(税金以外)
①生命保険料→ローン返済中の死亡や重度障害時に返済の肩代わりとなる「団体信用生命保険」
②火災保険料→ローン返済中の建物が火災により担保価値を失ったときに支払われる保険。10年分まとめて支払うのが一般的
③交通費→通う頻度が多ければその分費用がかかる。現地では車があったほうが柔軟な移動ができるため、ガソリン代や、高速道路料金を試算が必要。
④通信費→地方では電波が弱いため、Wi-Fiなどの通信環境を整えることも必要。
⑤共益施設負担金→居住区域内の道路や汚水処理施設などの整備に。
⑥管理費→定期的な清掃などを管理清掃会社に委託する場合、必要。
⑦温泉使用料→セカンドハウスに温泉が引いてある場合
⑧借地料→借地であるとき。
⑨上下水道料→使用してもしなくても、基本料金は発生する
⑩電気基本料→使用していない期間でも基本料金が掛かる。
⑪ガス基本料→会社にもよるが、基本料金が発生する場合も有り
⑫固定資産税→土地や家屋にかかる税金。
⑬都市計画税→都市部でない地域にはかからない場合がある。住民票がないセカンドハウスにもかかる。

まとめ

私はキャンピングカーに乗って楽しんで来ました。そしてこれからも続くと思います。

キャンピングカーは確かに住むための車ではありません。でも、3泊目くらいから「生活している」という実感がやってくるのは確かです。

行きたい場所で、そしていたい場所で、地域の風土や風情を感じながら過ごしていくことが可能なのです。

車自体を持つことへのコストはかかるにしても、キャンピングカーの方がメリットが高いことがわかりました。

都会暮らしの人が何か田舎的な生活を本格的に送ってみたいのならば、セカンドハウスがよろしいかと思います。

でも、セカンドハウスは「動いた方が楽しい」と思う私です。

どんなにきれいな景色を見ても、毎日毎日見ていたら飽きてしまいます。

キャンピングカーは「動くセカンドハウス」です。

キャンピングカーに妻を乗せて、一緒に景色や体感を共有していくこと。

実際に体験して、本当に素晴らしいことだと思います。

大きな夢と感動をくれるキャンピングカー。
皆さんもどうですか♪

楽しいですよセカンドハウス14

POSTED COMMENT

  1. ノブ より:

    Tanisanこんにちは、僕も同じ様な年齢なんで、同じ様なことを考えてました。僕の結論も動く別荘のキャンピングカーだなとの結論になりました。せいぜい四畳半程度の狭い空間ですが、嫁と二人なら十分な空間ですよね。それよりも移動の自由がある方がずっと楽しそうです。
    ただ、僕のセレは中古の15年目10万キロ超となりましたので、車は新しくしないと楽しい老後は無理かなと思ってます。

    • tanisandiy より:

      お久しぶりです。
      今回は真剣に悩みましたね。
      その思いを書いてみたところです。

      私のセレンゲティも10万キロを超えてしまってますけど
      まあハイエースは長持ちする車のようなので
      まだまだ行けそうです

      キャンピングカーいいって、まだ行っていないところが沢山あるから
      思うんでしょうね。

      夫婦二人になったらホントちょうどよい広さだと思います。

  2. カズちん より:

    Tanisanこんばんは。
    お久しぶりですね!
    私は、入江にセカンドハウスほしいなぁと思っています。
    釣りするので、家の前で釣り出来たらなんて考えて、憧れますね。
    お金沢山有るなら、即というところですがね~😅
    大金入る当てもないので、キャンカー持てているだけで十分かな。
    キャンカーあるだけで、十分楽しいですよ!
    リチウム、予定ではゴールデンウィーク当たりに届く予定でしたが、もう届いたので、箱作りました。あとは、電装品の端子組み上げて、取り替えとなります。電気関係は、不得手なので、師匠に指導してもらいながらになると思います。

    • tanisandiy より:

      カズちんさんこんにちは (^o^)/~~~
      いよいよですね。リチウムドリーム。
      私も次に続きますからね~

      楽しみです

      箱とか作らないといけないのですね。
      頑張ります。

      57歳になって本当にどうしようかと
      うれしい悩みを続けていました。

  3. taka より:

    タニさんこんにちは~!
    自分は、子供が出来る前に相方さんとよくキャンプに行っていた洞爺村が好きで、バブルの頃は二人で良くログ別荘を見て回っては「ア~でもない!こーでもない!」と言い合いながら楽しく過ごした事を思い出します。(30才前のまだ金も無いころですが(⌒∇⌒))
    キャンカーを持って色々な所にプチ移住出来る生活を手に入れてからは「常に新しい街でのワクワク体験に行ける!」ので、皆さんの旅行体験記などを参考に次の行先を楽しく妄想する毎日です(^▽^)/。退職まで「夢の日本5週!」計画は持ち越し予定ですが、その分、じっくりとプランを練ってニヤニヤしたいと思います。

    • tanisandiy より:

      Takaさん、返事が遅れてしまいました、スイマセン。

      本当にTakaさんの町へ私も住民となり
      移住しようと考えていたんですよ♪

      家を建てるまでに杭を入れたりしないとならないなどの
      問題もあり、やめてしまいました。

      やはりキャンピングカーを走らせながら、楽しんだ方が絶対いいと
      思いも固まりました♪
      でも
      本当に早く実現したくて仕方ないですね。

      それまでは、平屋の家ばかりが目に入り
      憧れをためていましたけど(笑)

      私も日本一周の観光ガイドブックなんぞを買い入れて
      楽しんでいました。

      ミニオフ会しましょう!
      またご連絡いたします。

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