北海道の人が本州に行くとヤッパリ楽しい

金曜日２２時のフェリーに乗って

久しぶりにセレンゲティを本州に持って行きます。わくわくしてしまいました！
ブルードルフィン２に乗船、キャンピングカーは私だけでした。これから連休があるから今時期は混んでいなくて、ちょっとがっかり。以外と混んでいるところが好きな私です。こんなことでも無い限り、フェリーターミナルに来る事なんて無いから、珍しがって、夫婦二人で盛り上がってました。

深夜に着くので津軽SAで一泊

フェリーを下りた瞬間から、珍しい景色で本州に来たんだと実感してしまう。陸続きでない北海道人にとって、本州は海外。着いたのは２時近いので今日はあまり走らず、津軽のSAで一泊しました。朝起きたら、あたりの桜と岩木山がきれいでした。

意外と行けるかもと、ルート変更

キャンピングカーの醍醐味ですね。朝起きたら、「弘前より先に遠くに行っても大丈夫じゃない？」と。北海道ではないので、距離感が全然わからない。北海道だと大体１㎞１分で見たら間違いないところだけど、本州はそんなに進めないのではと心配になるが、まあ、宿は持ってるから大丈夫でしょうと、角館に向かった。
武家屋敷としだれ桜を見たくて、盛岡を通って雫石の道の駅を通って、走ってみました。
途中、田沢湖に立ち寄りました。深い湖と水がきれいなのかとても青々していて海みたいでした。たつこ像のところまで行きましたが、もっと賑わってるのかと思ったら、ちょっと静かな感じでさみしかったですね。
その後なんとか角館に到着。今日からお祭りだとのことで、結構混んでいました。

角館の桜はまだ早くて残念

ポスターなんかで見たら、スゴくきれいで楽しみにしていました。津軽ではもう桜が咲いていたし、南下するのだからきっと咲いてるだろうと思いましたが、種類が違うんですね。まだつぼみで、これはまたの機会になりました。
それでもここでは、稲庭うどんを食べないわけにはいかないので、いただいてきました。
確かに腰が強い麺でうまかったですね。なんとなく、丸亀製麺の方がうまいような気がしないでもないなぁ～～。
桜はなくても、武家屋敷が風情を出していて、とても良い雰囲気でしたが、きっと咲いてたら見事だったろうなぁっと、残念で仕方ない私たち。

秋田市千秋公園へ

角館で桜がないと嘆いていたら、出店の方が「秋田市千秋公園が満開だから行ってみな！」と紹介してくれました。何も調べない出来てしまった東北。この情報を頼りに行ってみることにした。ルート変更がドンドンできるのは、本当に助かりますし、これが楽しくて仕方ないですね♪
言われたとおり、桜は満開。夜桜となりましたがライトアップされた桜が見事な物でした。地理的なことがわからなかったのですが、ここ町の中心街にあるのですね。当然そうなると駐車場がない。困った。。。ましてこの車だ。とてもベンリなキャンピングカーであるけど、これだけが難点なのです。まだ私のは５ｍ未満なので高さだけクリアーしてくれたらどこでも入るんですけど、町の中をぐるぐる回るのは結構疲れます。

ちょっと感じた秋田市。なんだかスゴく走りにくい。道路が曲がっているというか、途中で斜めにクックッっとチョットだけ曲がる、なんだか素直じゃない道。なんといったら良いのかわからないけど、不思議な感じがした街だった。

ちょっと外れたところにお手頃なコインパーキングがあったのでそちらに駐車させていただきました。

桜は本当にきれいでした。本州の桜はなんだか違うね。それと夜桜でもこんなに暖かい。このままこの地で泊まってしまいたい衝動に駆られましたが、本来の目的、弘前に向かいました。

弘前の桜、最高でした

初めて見ました、こんなにスゴい数の桜。キレイで感動しました。ここの桜を見に来る人が多いのが納得できました。

堀の中を行く観光船に乗って、思いっきり観光客をしてきて、楽しかったです。柳川から船頭さんが来ていて、とても楽しく案内をしてくれました。

なんだか本州の桜祭りキレイじゃない？さすが観光地なんだねと妻にいうと「だって火気厳禁だもの」。そうなんですね、ここが北海道と違うような。
こんなに晴れた花見日和なら、真っ先にゴザ広げて皆さん「ジンギスカン」だよねと。
全部が全部そうではないけど、脇を見たらゴミ箱が食った空容器で満杯、こんな風景が沢山ある気がする北海道のお花見会場。スゴく品が高く感じてしまいました。

本州ともさよならです

金曜夜から出発して、日曜には帰る短い旅でしたが、スゴく楽しめました。ヤッパリ北海道の人が本州に来るってスゴく楽しい。もう、白い恋人とロイズのチョコレートが売っていないだけでなんだか現実から逃避できそう（笑）
いよいよ出港です。このときが一番さみしいですね。

今回は家に帰ってからの時間短縮のために、４時間のフェリーでシャワーを浴びて帰りました。これが意外にいいもんで、妙にすっきりして、これだと来るときもこれを使わない手はないねと喜んでしまった。乗船したらすぐに浴びて、ぐっすり寝たら到着。使ってみるもんですね。

また行きたいねと、夢膨らませて、無事自宅に到着しました。