木製品に使う塗料はみなさん何を使っていますか。
私はクリアーのオイルを使っているのですが、その際に使う刷毛でもっとコスパの良いものはないだろうかと。
試験的に使ってみたスポンジが良かったので載せてみます。
私の使っている塗料
私はあまり着色系が好きではありません。
色を入れた途端に、「塗らなきゃよかった」って後悔することが多すぎて。
今は
ナチュラルに仕上げるオスモノーマルクリアを使用していています。
特段オーダーでもない限り、「木そのものの味わい」を活かしたくて、色を入れないで完成に持っていくことが多いです。
とにかく開始と終了をお手軽にしたい
オスモノーマルクリアを使用する理由は仕上がりの良さの他に、使用開始と終了の後始末が簡単なのがいいですね。
刷毛洗い液なども売られていますが、「ウエス」を使用しているので、そのまま破棄です。
メーカーは専用の刷毛を推奨していますが、自分はコストのことも考えると選択には登らなくて、ウエスで塗っていました。
さっと初めて、さっと終わる。
コストも掛からない。
これが一番だと思っています。
スポンジを使ってみた動機
私は今回初めて「ハンドメイドマーケット」に出店をしたのです。
その際に着色をするときの刷毛をどうしたらいいかと悩んだのがスポンジを使うきっかけとなりました。
その際に作品作りとして。
「作りたいものと売れるものは違う」ということを念頭に置く必要がありました。
私はクリアが好きだから、色のついたものは作りませんでは問題があるでしょう。
自分の作ったものが売れるのかと心配していた中で、思った以上に買っていただき、びっくりしたところでした。
スポンジ刷毛はどういったものか
メーカーでは推奨されていませんが、試しにやってみる価値はあると思いますよ♪
製作は簡単です。
2本の角材とボルト2本 蝶ナット2コ ワッシャー2コ そして食器洗い用のスポンジ一個
私はボルトの太さを6ミリにしてみました。
1)2本の角材を少しずらして束ねて、ドリルで中心に穴を開ける
2)2本の角材の先端を揃えると、スポンジを挟む部分がギザギザになり、スポンジを挟みやすくなる
3)角材の横にボルトを通す穴を開けて、ボルトを通し蝶ナットで締める。ボルトの長さはお好みで30ミリでも40ミリでもいいかなと。
至って簡単で、端材でできてしまいます。
私の使い方
オスモは厚塗り禁止と言いたいくらい、殆どの種類において薄く塗る必要がありますので、ちょんとスポンジに塗料を付けて、缶の縁でしごき塗装をしていきます。
スポンジの横の部分にも塗料が染み込んでいるので、細かいところを塗る、木口を塗るときなど便利です。
使ってみての感想、まとめ
私はニトリルグローブを履いて、小さく切ったウエスで塗料を薄く塗っていました。
この方法は塗料が一色の場合だとよいのですが、塗料を変えるたびに手袋を履き替える必要があります。
また、塗っていないところもあちこちついてしまい、始末が悪いです。
今回自分は5色の塗料を使いましたので、5本同じものを作って「その色専用」にしていました。
お陰で途中で扱う色を変えることが簡単ですし、手袋を履き替える回数も少なくできました。
最後に塗装が終わったときに
刷毛で蓋をきれいに閉めることができます。なにげに便利でしたよ。
注意点としては力をあまり入れすぎると木材で塗面をこすってしまうので、気をつける必要があります。