キャンピングカー失敗談

キャンピングカーの電源環境を見直す

セレンゲティも納車され、あと2ヶ月ほどで2年が経とうとしている。ヒーターが点火しないコンテンツでも触れていたけど、やはりサブバッテリーの劣化は否めず、交換をしなくてはならなくなった。何も考えずに、無謀な使い方もした。使い方が悪かったことで、もう少し持つはずのバッテリーは2年を待たずに交換となった。

2013.11.7の記事を再編集

交換前の状況

購入時に最初からついているサブバッテリーに1本追加して、G&yYuさんの105タイプのが2本で動いている。
横には1500Wのインバーター
これの他に250Wの小型のインバーターを載せており通常はそちらを使っている
ソーラーパネルは85Wの太陽電池モジュール(HA-085-12)が1枚。
ちょっと足りないかも知れません。ソーラーコントローラーはSunsaver6というPWM制御方式のコントローラー。
MTTP制御方式ではありません充電器は「すぐれもの充電器」が搭載されている
ボルト計は押したときだけ確認が出来るタイプのものがついていて、目盛りも大きくてちょっとアバウト。 キャンピングカーを購入する際、私は飛びつくように買ってしまった。
もっと、もっと情報を持ってから買うべきだったのかも知れないと思う反面、今回の様に自分としては早くにバッテリー寿命を迎えて、とても勉強になったし、これを通じて沢山のかたと情報交換をすることが出来て、いわばチャンスだったのかも知れない。

まだまだ、だましだまし使えそうな気がしたが

9月頃になり出張をすることになりキャンカーに車中泊として1泊したが、電力不足が気になり照明自体も自信を持って灯すことが出来ない感じがして、その夜は何も楽しくなかった。電力がないというのはこんなにもキャンカーに於いてはひもじさを感じさせるものなのかと、寂しい経験をした。それがあり、帰宅後すぐにバッテリーの交換に踏み切り、セカンドシート下のバッテリーを外して一歩踏み出すことにした。

電源環境を見直す

確かに使い方も大事ではあるけど、充電環境を初めとしたハードの部分もグレードアップすべきという貴重なアドバイスをブログを通じて沢山頂くことが出来た。
経験に裏付けされた言葉だけにとても有意義であり、即実行したいものが沢山有った。
予算の都合や時期的なものも加味しながら、電源環境を見直してみた。

サブバッテリーを交換する

バッテリーは並列につなげるより、1個単体のほうが効率が良いということを伺い、また、メーカーもFIAMMがおすすめとのことで、採用してみました。
12SPX205を載せました。
とは言っても、ただの積み替えとはならず、インバーターや充電器等の配置を換えることが必要でした。あっという間に工具と材料だらけになってしまった。いくら良いバッテリーと評判を聞いていてもここには大きな問題があった。
重さである。 なんと65キロもある。妻と私と中三の娘とでここまで運び入れるのがやっとで、結局このまま車屋さんに行って手伝ってもらいやっと納めた。
バッテリーは縦に収まります

ソーラーコントローラーを変更する

ソーラーコントローラーへの配線は一体どのくらいのものが必要 なのだろうかと疑問。変にけちると火事のもとである。
幸い私の家から近いところに的確な ケーブルを売っているところがあると紹介していただきCV線を10M購入。このままだと太くて、取り回しが悪いので、外の皮膜をはがして扱う。
バラすと、皮膜のかかった銅線2本と紙の保護材とそれを束ねる透明なテープが出てくる。運転席の後ろに穴を開けて、コルゲートチューブにいれたケーブルを引き出し、チャージコントローラーまで持って行くチャージコントローラーはここに取り付けました。リセットするときにはどうしても手が足りなくなるので、娘に手伝ってもらいました。
無事に取り付け完了し、バルク電圧を14.5Vに設定しました。

シガーソケットを使いやすくする

市販のシガーソケット3連タイプ。両面テープで固定することになっているけど、抜き差しで力が入るとすぐに接着がだめになってしまう。
しっかりと取り付けたい。
やっぱりこれにはビス留めしかないのでまずは分解。
後で本体のフタが出来なくなるので、先にねじ穴部分をドリルで貫通穴を開けておきます。使っている部材は、以前、時計の固定に使っていた端材です。取付準備が完成です。なかなかイイ感じに仕上がりましたキャンカーに取り付け完了です。15ミリだけ浮いているところが味噌なんですよ♪
ジャックのほうが浮いているので手が入りやすく取り出しやすくなります。
これをただ両面テープで貼ってしまうと使いにくくなりますよね~ちょっとしたことです。

さて電圧はどうでしょう…

12.7を表示しています。良い感じです。
負荷を掛けている時の電圧と残量の目安は 12.8V:100%  12.5V:75% 12.2V:50% 12.0V:25%  11.8V:0%
最低でも12.2Vくらいで充電してやるのが寿命を延ばすコツです。っと、かむパパさんに教えて頂きました!
ちなみにテスターではかってみたら、ちょっと誤差が出てました。理論上はテスターのほうが高くなると思うのですが、上のボルト計の誤差も大きいとのことで、いずれにしても目安にします。それでも以前のものよりはずっとマシです。非日常を楽しむのがキャンカーの醍醐味でもあると思うが、電力不安は気持ちをとてもマイナスにさせてしまう。だったら、オートキャンプ場で過ごしたほうが良いと思うところだが、それもいつもいつもというわけにもいかないでしょう。
初めてバッテリーを変える機会を得て、何となく沢山、沢山有ると思っていた電力も実際は考えて使わなくてはいけないし、その使い方を楽しむことも大事なんだなって最近思う。全てが自宅の延長線上にあって、家でしていたことのうち、できる限りのことはここでもする、だってキャンピングカーだものと、思っていたのも事実でした。今思うとちょっと常識にズレがありました(笑)
ただ、一つの夢として、発電機を使用する、ソーラーパネルを追加する、バッテリーをさらに積み込む等々方法はあると思いますが、今後は自分達のライフスタイルに合った電源環境を考え続けて楽しんでいけたらって思いますね。

悩みであり、楽しみであり、やっぱりキャンカーは楽しい!

2013.11.7Up

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