初めてキャンピングカーを購入される方へ

車中泊地はどこでもいいというわけではないよぉ~。

車中泊地はどこでもいいというわけではないよぉ。

ここをキャンプ地とする!これって危ない。

今回はキャンピングカーで気をつけないといけない話を書いてみます。
車中泊って言葉が世の中に浸透して、多くのかたが車に泊まってあちこち旅行をしている。
私もその1人だが、普段はあまり感じないが改めて考えたときに、「危ない部分もある」と思う。

車中泊とはキャンピングカーに泊まることは、実は該当しないそうだが、普通は一般の車両で環境を工夫して車に泊まることを指すらしい。
しかしながら、いずれにしても車に泊まっていることには変わりがないわけで、気をつけなくてはいけないところはある。

車中泊という言葉が流行り、危険が増しているかもしれない

車中泊。確かに便利で、お金もあまりかからずに自由な計画を立てることも可能となるから、行動範囲を大きく広げることが出来る。
ワクワクすることも確かで、私もよっぽどでなければ、ホテルに泊まることはありません。

キャンピングカーで来ると、なんとなく安易に考えて、どこでも泊まることが出来そうだ。どの駐車場だって、路側帯だってと。

車内にいる以上は、なんとなく守られている印象があるので、周りの環境がつかめない時がある。

夜遅くになって車中泊地に到着した時なら、もうその日はクタクタで、寝てしまう。
朝になって、あたりを見渡したらとんでもないところに寝ていたことにおどろかされることがある。

交通や北海道なら除雪の障害となっていたり、一般の人が駐めてはいけない場所だったり、防犯上、危険とされる場所だったりと。

朝起きたらフロントガラスに「ここは除雪のための通路となります。朝4時には移動して下さい」という札がワイパーに挟まれていたことがあった。
それも中から見えるように、表から見たら裏返しの状態で。雪まみれのセレンゲティ

結局、この日は除雪が入るほど雪が降らなかったので、迷惑をかけることはなかったのですが。気づいたときは、とうに4時は過ぎていた。

安易な選択には気をつけたいところです。

「無料なら安全な場所はない」と思っていたほうがいいよ

「無料でなまら良いね」と、平和な日本にどっぷりと乗っかていると、危ないと思う。
車上狙いもすごく多いようだし、せっかく楽しんでいてもそんなことがあったら怖くて、
このあとの車中泊ライフにも影響が出そうですよね。

車中泊をしている車って、中に人やペットがいるから狙われないような印象もあるけど、中は丸見えのことも多い。長時間駐めている人も多いので、中の様子もつかみやすいし、いろいろと積んでいるから、荒らされてしまいそう。

キャンピングカーでとても盲点だなって思うのが、外に光を漏らさないように配慮していることがアダになって、外の様子がよくわからないということがある。

まして、断熱を効かせるために窓は小さめだし、数も少ない。セレンゲティ

キャンピングカーの周りはどうなってるんだろうと、時折様子を見た方が良いと思う。

外からあまり覗かれることは少ないと思いますが、逆に何かの危険が迫っていることがわかりにくい環境でもあるのです。

こんな外の状況がわからない中で、ドアをノックされたらどうします?

想像しただけで怖いと思います。まあ日本は平和なほうなので、そういった経験はないのですがね。

不審車両と間違われる

車上狙いとはまた別に、「不審車両」と間違われてしまう

なにやら悪いことでもしてるんじゃないか?
自殺でもしてるんじゃないか?
などなど

キャブコンにおいては、少しそういった印象はないかもしれませんが、
変なところに泊めていると「不審車両」」となって警察のご厄介にもなりそうです。

車中泊は活用の仕方によっては、「とても時間を有意義に使うことが出来る」とはいえ、少し注意が必要と思われます。

これからは有料の車中泊サービスに期待したい

ありがたいことに、いろいろな車中泊の有料サービスが増えてきていて、実際に使ってみるのもいいと思う。
確かに、料金がかかるという点はあるが、少しのお金を払うことで数々の不安や問題が解決する。

ゴミの問題

キャンピングカーをはじめとして車中泊は生活をしていることにもなるので、当然ゴミが発生してくる。
燃えるゴミなど小さくコンパクトにまとめたとしても、期間が長くなればそれも大変な量になり、なるべくためない工夫が必要となります。

行く先々で、ゴミ箱を見つけてはこまめに、迷惑にならない程度に捨てていくしかないですね。
北海道の道の駅は、有料でゴミ袋を販売していて引き取ってくれるところもありますが、車中泊用の有料施設を使うことで、ゴミの処理をしてくれるところが多いので助かります。

道の駅のゴミ箱が朝になると、あふれんばかりの量となってとても見苦しいですよね。

何とか出来ないものかと思います。

安全の問題

有料だから安全とは言いませんが、無料と比べたら安全性はずいぶんと違います。
ゲートがあるとか、全く関係ない人が「たむろ」しているとかはありません。

車中泊が確保され、そのために用意された場所なので安心感も違います。
不審車両扱いをされたり、車上狙いからもずいぶんと距離を置くようになるので安心して眠ることが出来ます。

水の問題

飲料水、手洗水に至るまで確保出来る場所が、有料施設の場合は多いです。
飲み水はある程度準備はしていても、以外と切らしてしまうのが手洗水です。

ガソリンを入れたときにスタンドの方にお願いすることもありますが、どうも頭を下げるというのはあまり好きじゃないほうでして。

そうなると、湧き水のでているところに行くとか、飲み水を購入してそれを手洗水に使うとか、以外と面倒な問題でもあります。

道の駅の水をもらったらいいじゃんと言うかたもいらっしゃるとは思いますが、そのために用意されている水ではないので、安易にたくさんを水を拝借してキャンピングカーに積み込むわけに行きませんよね。

その辺も有料の施設を使うことで、胸を張って使えるのがウレしいですね。水タンク

トイレの問題

私のキャンピングカーにはトイレがついてはいますが、小しか使っていないのです。

キャンピングカーに泊まるとなったらトイレは必需品。価値があるよぉ。こんにちは キャブコン、セレンゲティ乗りのTanisanです! キャンピングカーの装備でいつも話題に登るものの一つに「トイレ」がありま...

大をしたくなったら、コンビニとかどこかの公共のトイレを使用するしかないです。

コンビニのトイレを使用させていただくにしても、礼儀として何も買わないというわけにも行かず、それも頻回にそして家族が全員利用させてもらったとしたら、それもまた本筋とは思えません。

有料の施設を利用すれば、概ねトイレの問題は回避できます。
それだけでも価値はあるかなと思い始めています。

そして電力の問題

有料施設においても、電源を供給してくれるとは限りませんし、電源についてはオプション料金となっているところも多いですね。

電源は車中泊の際には重要なポイントになるでしょう。

キャンピングカーにおいては、快適に過ごすために車を動かすものとは別のバッテリーが搭載されています。これをサブバッテリーと呼びます。

このサブバッテリーを使用して照明、冷蔵庫、暖房、音響、調理器具、人によってはエアコンというものが、動かされています。

しかしながら、所詮、車に積まれたバッテリーがしていることなので、計画的に使わないとあっという間になくなってしまいます。そしてなくなったバッテリーは何らかの方法で充電しないと戻っては来ません。

100Vが当然恋しくなります。

緊急時に備えて、ポータブル電源も持って行ってますが、それにおいても計画的な使用は必須で、100V電源のような使い方はできないです。

 

ポーターブル電源からキャンピングカーに緊急充電しました!助かる!キャンピングカーの電力不安はいつもつきまとう。ポータブル電源という強い味方を手に入れて、緊急時の電力不足を補うことができる。私の不安は半分になった。...

 

そんなときに、有料施設の電力供給がとても有意義であると思えます。

夏場にキャンピングカーで眠るなら、エアコンなしでは死んでしまいそう。
私の住む北海道は、さほど感じないかもしれませんが、本州ではそんな呑気なこと言ってられないと思われます。

発電機を回して、電力を供給しながらエアコン稼働。確かにそれもありですが、音の問題、発電機自体の燃料がどれだけ持つかなどクリアーしなくてはならない点もあるので、有料施設の利用は価値があると思えてきます。

 

キャンピングカーにウインドエアコンをつけてみますキャンピングカーにウインドエアコンを取り付けたときの記録です。DIYを駆使して取り付けをしました。北海道なのであまり使用することはないのですが、使用できるという選択肢を持てたことがうれしいです。...

 

有料施設にはどんなものがあるのか

キャンプ場

キャンプ場キャンピングカーだから、キャンプ場に行くべきだとは思わないが、時折利用するとその便利さに感謝してしまう。
最近ではキャンプ場の駐車場も料金を下げて貸し出し、施設も利用可能としているところも多くなった。
地理的に奥まったところにあったり、チェックインアウトがあること、繁忙期は予約で一杯で泊まることが出来ないなどのデメリットはある。

しかしながら、道の駅や一般の駐車場では出来ない「外での調理」が可能となる。
キャンピングカーに乗っていると確かに物事がコンパクトにまとめられて、便利は便利なのだが、解放感がない。

時折、キャンプ場を利用してアウトドアを満喫したくなる。

たまったゴミを捨て、水を積み込んで、電源も供給完了。

またここから出発。
いつもいつもキャンプ場というわけには行かないが、間に入れるとずいぶんといやされるのは私だけだろうか?

北海道では冬期間は閉鎖されてしまうので、利用が出来ないのが玉に瑕ですね。

それにおいても、充分値段値が有ると思いますね。

RVパーク

RVパークとは、キャンピングカーオーナー様や車中泊ファンの皆様に、『快適に安心して車中泊が出来る場所』を提供するために日本RV協会が推進しているシステムです。
駐車場に車中泊をしていいよ♪というものですが、電力、トイレ、ゴミの問題が解決されます。

ただキャンプ場ではないので、外での煮炊きはできません。

くるま旅クラブ会員のみが利用できる施設として

ここから下の施設は会員になっていないと行けないのですが、ご登録時に「JRVAステッカー」または日本RV協会会員企業から購入したお車であることが分かるお写真が必要です。
一般の車中泊のかただとちょっと厳しいかな。

入会金2000円と年会費2000円でサービスを受けることが可能になります。

キャンピングカーのかたのための施設と言うことが言えますね。

くるま旅のサイト

くるま旅

 

湯YOUパーク

湯YOUパークは

全国に100カ所以上あり
会員限定
温泉の駐車場に駐める
温泉を満喫することが出来る
価格は無料のところから、2000円程度くらいまで
温泉代金だけで良いところもある。

施設によって差があるので、確認してから利用して下さい

くるま旅パーク

くるま旅パーク

会員限定
本来、車中泊専用施設ではない
駐車場や空きスペースに車中泊出来るシステム
価格は無料のところから、2000円程度くらいまで
2020年3月31日時点の提携施設数12件

施設によって差があるので、確認してから利用して下さい

ぐるめパーク

2020年3月31日時点の提携施設数27件
レストランで食事をすると車中泊が出来るシステム
ご飯を食べなら、お酒も飲みたいかたにはうってつけの施設ですね
まだ施設の数が少ないのが難点ですね。
もっと増えてくれると良いのですが。

とれいんパーク

2020年3月31日時点の提携施設数2件
駅などの鉄道施設で車中泊ができるシステムです。
まだ関東圏に2件しかないので、利用したくても私には厳しい。

民パーク

加盟施設の駐車場や空きスペースに、 駐車泊できるシステムです。
まだ始まったばかりだそうで、10件の提携施設があります。
イメージはサイトに行ってみた方がよさそう。なにやら、民泊感覚で泊まれるそうです。

特割3000

10月1日から3月15日の平日ならば、一泊3000円(税別)以下で泊まれる施設です。
北海道の私には縁遠いですが、関東圏ですと十分魅力を生かし切れそうです。
だってキャンピングカーは寒さ知らずですからね。
オールシーズンで行けますから。。。

まとめ

車中泊って、ホントに安上がりで、撤収も早くて本当に便利です。
でも少し気をつけないといけないことがあることも事実。

ヘンな事件に巻き込まれたり、トラブルになると、旅が本当に楽しくなくなってしまいます。

結果的に自分が悪くて、注意されていても、なんだか面白くない時って有ります。
「あんな言い方することないだろう」とか「この間は注意されなかったのに、なんで今回は言ってくるんだ」とか、「俺ばっかりじゃないだろう」とか。

素直に受け入れることが出来ないときってあります。

道の駅の車中泊も、グレーといえばグレー。

マナーを守って、自分の安全も守って、なるべく言われそうなことはしないのがベストかと。もめ事が起きると道の駅での車中泊は「禁止」ということにもなりかねません。

私もこれからも使わせて頂くと思いますから、本当に大事にしたい環境ですね。

すべてが許されているわけではないので、節度ある無料車中泊には「ひっそりと」が大事かと思われます。

ポータブル電源と保冷の強化には、これもおすすめですね↓↓↓






POSTED COMMENT

  1. カズちん より:

    以前、ウトロにオーロラフェスティバルを観に行って、シリエトクの道の駅に車中泊したときです。車中泊車は我が家を入れて2台。雪が降って早朝に除雪が入りました。気づいた時にはすでに時遅しで、我が家を除けて除雪されていました~
    迷惑かけてしまって、申し訳なかったですね~
    ごみ問題、我が家はなるべくエコステーション使ってごみを捨てるようにしています。とても助かりますね。道東方面には普及していますが、他の地域はあまりなくて、全国的に普及してほしいところです。
    水は、道内を回る分には湧水が汲める場所をチェックしているのでなんとかなりますが、それでも汲める場所が限られているのでルートを考えるときには水汲みポイントを考えていかなければなりません。有料でもいいので気兼ねなく給水できる場所が増えるとありがたいですね。

  2. tanisan より:

    カズちんさんこんにちは (^o^)/~~~
    意外と使いかってのある冬のキャンピングカー。
    除雪にまつわるよもやま話はあるあるですね。

    有料と無料の話を書いてみましたが
    「無料だから問題が発生している」と思う時がたくさんありますよね。
    有料キャンプ場でゴミを処理してくれないから、付近のコンビニとかはタイヘンなのではないかと。
    少々高くてもゴミの問題は考えてほしいと思います。

    水の問題も同感です。

    一泊くらいなら持って行った水でクリアーですが、それ以上になると考えないといけないですね。

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