木工diyをするなら、必要となるのは木材収納棚ではないかと思う。
端材は短いので工房内の棚などを利用して納めていくことになるのだが
長い新品材の保管も考えておきたい。
乾燥や日焼けにもある程度対応したものにしたいし、すぐに使用されずに長期間にわたって保管されたままになることも多いと思う。
私は車庫の隅に新品材料専用の保管棚を作っている。
紹介がてら、記事としてみました。
木材収納棚の難易度、材料費、主に使用した道具について
難易度はどうかというと
SPF 1×材と4ミリ厚の有孔ベニヤ板が基本部材となりました。構造的にはあまり難しい作業はないと思われます。
製作期間は1日間を要しています。
この作品においては「電動工具」を結構使っています。
私はたまたま持っているので「少しでもキレイに仕上げたい」という思いから使用しています。
必ずしも自分と同じ電動工具は必要としないので、皆さんの環境に合わせて作って行かれたら、とても楽しいと思います。
材料費は
SPF1×材と4ミリ厚の有孔ベニヤ板基本部材となります。
材料費は概ね4000円といったところでしょうか。ちょっと有孔ベニヤが高かったかな。
主に使用した道具
◎電動工具はスライドマルノコ テーブルソーなど
◎手道具は巻き尺、スケールストッパー、クランプ、手鋸など
材料収納庫の様子
1)3×6のベニヤ板2枚分でスペースを使っています。
2)奥側のほうは観音開きの構造にして、材料を前から入れることが出来ます。
3)手前側は車庫の前側に扉をつけて、滑り込ませるように納めていきます。上の段にはSPF 6Fが入ります。下の段には合板が収まります。
4)それぞれの扉にはSPFを前面から取り付けて、強度を出しています。
5)塗装はガードラックのクリアーを使用しています。
まとめ、反省
とても簡単な構造です。中の空気の流れがいいように、有孔ベニヤ板を使用しています。
材料置き場は最初は要らないかなと思っていましたが、作ってみて大正解でした。
きちんとした場所をもうけることで、そこにちゃんと置くようになりますから工房内も広く使うことが出来ます。
木工diyの安全対策上、いつも思うのですが、「狭い」「暗い」「時間がない」は本当に危ない三要素。
解決できるのであれば、率先して改善したい物です。
材料の整理整頓をしないと、すぐに工房内が材料だらけになり、長いものは倒れてきたり、崩れたりとあまりよろしくない環境ができあがります。
木工diyをされる方それぞれの環境にも寄りますが、材料保管庫は早めに作られた方がいいかなと思います。
こういう物って、最初にある程度しっかりとした物を作らないと、あとから修正をしない傾向があります。
作品を作る方が楽しすぎるので、「また今度」「使いにくいのはわかってるけど直すのめんどくさい」ってな感じになってしまいますよね。
現在は少しストックしていた材料が少なくなってきたので、奥の観音開きのほうは薪置き場になっています。
何においても木材を正確に切る基本として、ガイドはとてもいい仕事をしてくれるのでおすすめです。
今回もマルノコは一切使っていません。マルノコは危険がいっぱい!
アレは大工さんが使う物です。有孔ベニヤ板は手鋸で切りました
DIYerは出来ることならスライドマルノコから買っていきましょう。
危ないことからは、できるだけ距離を置いてね。