木工diyの醍醐味というか、基本は棚を作ること、そして箱を作ること。
これがうまく出来ないと、どうも形がイビツになったり、ガタガタしたりと
不満足な作品になってしまいます。
趣味の世界ですから、それはそれで楽しいのですけどね
私もそうでしたから
でもだんだんといろいろなものをつくって行くうちに、もう少し完成度を高くしたいと想うようになりませんか?
それにとても大きな助けとなってくれるのが「クランプ」です。
これがあると無いとでは大きな違いが出てきますので
予算が許すのならば、少しずつ買い足していくことをおすすめしますよ♪
さて今回紹介するのはコーナークランプです♪
コーナクランプってなに?
名前の通りにコーナー、角になる部分で使うクランプです。
寸法通りに材料を切り出し、その切り口も直角にすることが出来たのなら
もう綺麗な作品はすぐそこまで来ています♪
まずこれが大前提なんです。
でもここが実は一番難しいし、結構つまんない。
さて組み立てに入ろうと板と板を接合して棚や箱作りを進めていくのですが
最初がちょっと大変ですよね。
そう
パタン、パタンとビスや釘で固定しようとすると落ちてしまい
イライラします。
この一発目の作業の時なんですがね。。。
難関は。
こんな時に役に立ってくれるこんなやつです。
実際にあった方がいいものですかね?
誰かが端を支えてくれたら良いのですが、大抵一人で作っていることが多いと思うので
うまくいかずイライラも結構頂点に。
うまくいったように見えても、ずれたり、曲がったり、斜めになっていたりと。
最初が肝心な木工diy。
ここを妥協してしまうと後々にまで響いてしまうのです。
そういう自分もいつも使っているのかって聞かれたら、「No」です。
最近はあまり使うことがなくってますが、始めた頃はちゃんと使っていました♪
価格的にもあまり高くはないので、手元にあると重宝しますよ。
タイプはいろいろあるにしても、仕上がりにはあまり差がなくて、ずれない環境下での作業は本当に綺麗に仕上がります。
使わなくても確かに組み立ては出来ますが、手が塞がったり、ビスを打ち込んだり、下穴を開けていくうちにずれてしまったりと問題は起きやすくなります。
自分は右手(利き手)の作業より、部材を保持する左手の方がずっと重要だと思っています。
利き手の作業は気持ちも集中しているのと、工具を持っていることが多いので、けがをすることは少なくて、作業中の怪我のほとんどが左手です。
原因として一番多いのが不安定な部材保持なので、ホントに危ないです。
部材の保持に力を貸してくれるものには、保険だと思って投資したいと考える私です。
私の持っているコーナークランプでテストです
昔からあるタイプ
いろいろなタイプがありますが、これが一番安定していると思います♪
部材をクランプに置いて、付き合わせるように位置合わせをして固定をします。
微妙な位置合わせはクランプのネジを少しだけ緩めて調整をしたら、また締め直します。
セットできる場合は、両方につけると材が安定します。
購入するときも、2の倍数で購入していくのがポイントです。
バネでとめるタイプ
最近買いました。
中国のアマゾンみたいなサイト「アリエク」さんでの購入です。
日本のアマゾンなどにも同じようなものが出ていますね。
バネ式なのでセットアップが簡単で、早いのが利点ですね。
ちょっときつめのバネなので、慣れが必要かと想います。
最近これを使って棚を作ってみましたが、確かに早くてお手軽で良かったです。
確かに悪くはないですね♪
L型の部材を使うタイプ
随分前に買ったものです。
L型のプラスチック部材を型に、クランプで締め上げてコーナーを決めていきます。
理屈はいいのですが、私の場合は専用のクランプを購入しなかったためにクイックバークランプで固定をしています。
これが災いして、クランプが邪魔になって、加工がしにくくなってしまっています。
これは使い方が悪い例なようです(笑)
大きさも2種類セットだったので買ってみたのですが、私はあまり使っていません。
きっとこれに合うクランプをそろえたら、もう少し有効活用されていくのでは無いかと思います。
まとめ
コーナークランプについて書いてみました。
だんだんと組み立てが進んでいくと、パタンパタンと落ちたりしなくもなり、作業も早くなるので必要性はなくなってくるのですが、最初の工程ではあった方がイイと思います。
コーナクランプがなくても、きちんとした作業台などがあると、随分と作業効率も上がりますし、安全な作業も出来るので必ず必要なクランプでは無いとは思います。
なんかの機会が合ったら、購入してみるくらいの捉えでいいかもしれません。
ただ。
道具って魅力いっぱい!
ホントに持ってるだけでウレしくなってしまう自分がいます。持っているから選択肢があるわけで、「ない」と使えない。
そう思うから、道具がたまってしまうのですね、、、本当に「沼」かも知れません。
木工diyで怪我をしてほしくないから。
また安全のことも書いてしまいました。
一緒に楽しんでいきましょう!