2022/2/21に記事を更新しました。
製作したのは2017年です。
友人からキャンピングカーに付ける引き出しを作ってほしいと依頼を受けました。
キャンピングカーを見せてもらいましたが、なかなか、既製品できちんと収まる引き出しは見つけられそうに無い状態でした。
車の中ですから、キャンピングカーも一般の車もあまり変わりは無くて、微妙な曲線があって市販の物は合わせるのは難しくて、ちょっとあったにしても、結構無理があってよろしくないことが多いですね。
ならば
作って行くしかないです。
ただ
自分はあまり人の物作る事ってないのです。
あんまり自分の作る家具には自信を持っているほうでは無くて、微妙な調整が必要だったりで
でも友人も困っていたようなので作ってみました。
キャンピングカーの引き出しの難易度、材料費、主に使用した道具について
難易度はどうかというと
SPF 1×材が基本部材となりました。構造的にはあまり難しい作業はないと思われます。
製作期間は2日間を要しています。
この作品においては「電動工具」を結構使っています。
私はたまたま持っているので「少しでもキレイに仕上げたい」という思いから使用しています。
必ずしも自分と同じ電動工具は必要としないので、皆さんの環境に合わせて作って行かれたら、とても楽しいと思います。一通りの電動工具があるのであれば、「簡単」であると思います。
材料費は
SPF1×材が基本部材となります。
材料費は概ね2000円といったところでしょうか。
主に使用した道具
◎電動工具はスライドマルノコ テーブルソー、サンダー、ビスケットジョイントなど
◎手道具は巻き尺、スケールストッパー、クランプ、手鋸など
キャンピングカーの引き出しの製作の様子
1)図面を軽く引いて必要な板を用意していきます。基本構造はSPFを使用しています。
2)天板と底板には広い板が必要でしたので、接ぎ合わせをします。ビスケットジョイントで接合します。
3)圧着はユニクランプを使用してしっかりとした広い板を作ります
4)スイマセン。楽しすぎて写真を撮っていません。寸法通りにスライドマルノコやテーブルソーを使用して材料を切断します。
5)引き出しの収まりはどうしようかと想いましたが、走行中に引き出しが飛び出さないようにとスライドレールを組み付けました。
6)3段レールなので、引き出せる量が多くて使いやすいです。
7)取っ手は既製品の木製ハンドルをつけました
8)天板の固定は、この上に物が載って隠れてしまうそうなので、ビスキャップセットで組み立てました。
9)できあがりました。塗装はいつもオスモです。
まとめ、反省
できるだけわかりやすく解説しようと思ったけど、写真と記録が残っていないので、記事としてはしんどいです。
それでもなんとなく雰囲気はつかめるかなと。
今回は板を接ぎ合わせているけど、板を縦に使用すると接ぎ合わせる板の枚数を抑えることが出来ます。
でも
それだと引き出しを前から見ると、板を接ぎ合わせている状態が見えて格好が悪くなります。
それでちょっと手間ですけど、前から切断面が見えなくしてみました。
製作自体はとても簡単ですし、引き出しも一個だけなので最悪、現物合わせでも出来てしまいます。
本体の組み付けでビスキャップセットを使ってみましたが、使い方によっては良いデザインとなってくれるときがあります♪
既製品っぽく見えなくもないです。
ビスを隠す方法もありますが、収納と同じで「見せる」のもいいときがあります。
木栓を入れて隠すときも、あえて大きな木栓でデザイン性を高めたことがありました。
自分として好きな技法でした。
何においても木材を正確に切る基本として、ガイドはとてもいい仕事をしてくれるのでおすすめです。
今回もマルノコは一切使っていません。マルノコは危険がいっぱい!
アレは大工さん使う物です。
DIYerは出来ることならスライドマルノコから買っていきましょう。
危ないことからは、できるだけ距離を置いてね。