このところ、短い休みを利用して、近いところで車中泊をして買い物なんぞを楽しんでいます。キャンピングカーで一泊、それも買い物とはなんとも贅沢にと思うなかれ、これがまた便利なんですが~。

ただ今回は冬という事も有りちょっと油断したら、朝になってすっかり電力不足。
わかってはいましたがヤッパリしんどいです。

一泊だけの車中泊だからって充電なしで出発したらダメでした

そりゃそうだわ。いつもは行く前の日には充電を開始して、7年目に突入したサブバッテリFIAMM 12spx205にむち打って、なんとかだましだまし使っている状況です。それを充電なしで行くなんて、ソーラー積んでるけど厳しいじゃないと♪

そして走行距離も2時間程度。これではね。

LED化もずいぶんと進め、冷蔵庫の消費電力を抑える為に、ついたら「1」にダイヤルを落としてるけど。この日は冷え込んだ。

これがダメなんだよね。。。

朝になったら低電圧アラームが鳴ってしまった。これは復帰したあとの写真です。表示状況のところが赤く点滅しちゃいます。

「だからさっさとサブバッテリを取り替えろと言ったろ!」という声が聞こえてきそうだが、高いし重いし面倒くさいしで、腰がなかなか上がりません。

発電機を積んでいないけど私にはポータブル電源がある

そうです。こんな時のためにとポータブル電源を買ってあったんですよ♪

キャンピングカーでポータブル電源を使ってみた。ENERBOX01。良いね!ポータブル電源。ENERBOX01の紹介記事です。実際にキャンピングカーで使っていますが、電源系統が2系統になった印象が強くとても心強いです。安心を得るために、必要なキャンピングカーのオプションであると考えます。...

3回の車中泊を経て、一度も充電せずに使い続けることが出来ている。今回は前日からこれを使ってテレビを見てるけど、、朝の時点で3個のインジケータが点灯していた。
ていうことは、
60%残っているわけだ。

もしかして、これでキャンピングカーを充電してしまったらいいんじゃないかと。。。

前からちょっとやってみたいと思っていたところでもあるので、テストしてみた。

AC電源充電コードをいつも「つなぐ場所」に接続

後ろから回してリアゲートを閉じる。
扉にはゴムパッキンがあるのでコードを断線させるほどまでは、挟み込まないので大丈夫ですね。

ダイネットまで引き込んで、ポータブル電源に接続する。

充電時の状況はいい感じですよ

当たり前ですが、すぐに元気なってくれます。電圧も13.61を表示します。
お~~元気になってくれたよん♪

流入電流は21Aです。この計算式がいいのかどうか疑問ですが、100Vと12Vを換算すると100/12で8.3倍の開きがある。
電流を8.3で割ると100Vでの使用電流になるから、2.5A

ほぼ250Wの電力消費量でいいのかな?

私のポータブル電源は444Wh/3.7V/120000mAhだから、2時間弱は持ちそうだ。

計算式があってるかはちょっと微妙。実際はこういった単純計算では行かないらしい。
まあそれは「緊急時」という解釈で目安として考えておきたい。

今日はテストなんで1時間ほどでやめました。もうサブバッテリーの能力がダウンしてるのか、すぐに電圧は回復した。きっとすぐに空になるんでしょうけど┐(´-`)┌

エンジンをかけりゃいいだけなんだけど、うるさいから

そうなんです。エンジンかければ済むことなんですけどね。キャンピングカー自体が大きな発電機ですからね。あまり困った話ではないのですが。エンジン音がうるさいのが玉に瑕です。北海道に住んでいる関係で、エンジンスターターを付けているので、ダイネットにいながらしてエンジンスターターを使ってエンジンをかけるので手軽って言えば、手軽です。

朝方とかに起きやすい低電圧。発電機を別に持っていない以前の私にとっては、エンジンをかけるしか方法がないわけです。

でも、ポータブル電源があるとなんだか安心です。これで充電しきってしまいたいなんて毛頭思っていませんし、エアコンや電子レンジなどの大型家電を回したいとも思っていません。

ただ、夜のうちに充電コードを中に引き込んでおけばスマートにできるし、もう帰るだけとなった場合は、余っている電力を有効に利用できるわけで、なんだかエコのような気がしました。

電源供給系統を2つ持つって頼もしい

始めてポータブル電源を使用したときにも書いてますが、この「電源系統を2つ持つ」というのはとても頼もしいと思いました。

使ってしまった電力は走行しながら、コチラにもためておくことができます。

使わないなら使わないでいいわけですしね。

大型のバッテリーを搭載するのもいい方法だと思いますが、これまたいずれだめになる消耗品で、実際にどうなんだろうかと。

また大きな電力をどのくらいの頻度で使うのかと考えると、私は次はもう少し小さいのでもいいのかもしれないと思い始めています。

リチウムイオン電池などいろいろと時代は進み、メリットの大きいものがたくさん出てきています。

考え方次第なのですが、高い、重い(リチウムは除く)、劣化していく、場所をとる、交換は面倒ですし、場合によっては危険も伴います。直流はとても危険であるとブロ友さんから教えていただくまで、その怖さを知りませんでした。

まとめ

キャンピングカーって、私が乗ってみて思います。
「すぐ壊れる」んです。耐久性?そんなものありません。

もろくて、アウトドアをこなしきるスーパーカーではありません。
トラブルも必須。電力がなくってしまうとタダの車になって、何にもできなくなってしまいます。
車の中で何でもできる世界から、一気に何一つできなくなってしまう位の変化が起きる。

だから皆さん、発電機を積んだ方がいいか悪いかなんてコンテンツになると、大盛り上がり。
ソーラーだったらいいだろうって。本当のそうか疑問です。

こんな話になるのは、みんな電力不安を拭いきれないからなんですよね~。

でもでも、これが楽しいんです。たまらなく。

自分である程度手を入れていきながら、そのノウハウを学んでいくとても楽しい車であると思います。

「なるほど」と感心してしまうことがたくさん。ヤッパリ楽しい。キャンピングカー。
機会があったら是非乗って楽しんでほしい!

車中泊やキャンプで電源を使うって、なんとなく邪道と思えていた昔。
「キャンプ場でテレビ見てる人が異様でした」
でも今は違います!

安全のためにも電源を持っていた方が良いです。
私もポータブル電源を使ってます。本当にあるだけ安心感をくれますよ♪

さらに容量アップで買い換えました

ポータブル電源を積むことに、妙な安心感を持ってしまった私は、昨今のポータブル電源の価格の下がりと、容量が大幅にアップしていることで、今のものを娘にあげました。
私はさらに大きなものに買い換えて、これを積んでいます。
オススメです。