【木工diy】彫刻物展示用の木製台を作ってみた
「Tanisan、熊の木彫りを展示する台を作ってもらえないだろうか」と知人より製作依頼があった。
今まで工房がものすごい広いわけではなかったから、あまり大きなものは作ったことがないので受けるのに躊躇しました。
しかしながら、良いきっかけをもらったと思ってトライしてみることにしました。
★製作費用は、6000円程度
★製作期間は、塗装を含めて4日間
★製作難易度は「ふつう」
主に使用した道具
◎電動工具はテーブルソー、サンダー、トリマー、スライドマルノコなど
◎手道具は巻き尺、スケールストッパqー、クランプ、手鋸など
まずは図面と必要部材をそろえる
あまり入り組んだと作業や部材揃えもなさそうなので、ラフ図だけをノートに書いて作り始めます。
部材が大きいのでスライドマルノコとテーブルソーでは限界で有り、あまり使いたくないけど「丸鋸」を使って、部材を切り出す。
それでも最近、鋸歯を変えたことで恐怖心も少し和らぎ、使う頻度が上がってはいる。
正確にカットできるように治具を購入
3×6版という一枚の合板から必要な部材を正確に切り出すには、治具が必要です。
また治具を使うことで安全性も高まりますので、私も今更ながら買ってみました。
簡単な治具なので「自作」でも良いのですが、あまり制度も保証できにくいので、こんな時は買った方が早いとアマゾンさんでお買い上げです。
もう一つ平行カット治具
早速組み立てです
切り出しを終えた後に、ものが大きいので先にサンディングをしてしまった方が良いとマキタミニサンダーを使用してサンディング。
この写真は違う作業の時のもの。逆さにして小さいものもサンディング出来ますよ♪
(空気孔を塞がないように軽く固定してください)
最近はこの方がコスパがいいのと、小ぶりで小さめの部材にも使用できるので、こればかり使っています。
展示会場まで、送ることがあるので組み立て式にしてほしいとのことで、おのおの側板は連結ボルトでくみ上げることにしました。焦げ茶のビス。
天板はずれ落ちないようにした上で、上から載せているだけのシンプルな構造としています。
あっという間にできあがってしまいました。
木工ボンドはタイトボンド3がお勧めですよ
このところ、黄色いボトルの白い木工ボンドから、中央のタイトボンド3に乗り換えました。
接着力が強くて、耐水性なので屋外のものにも使用できるのがウレしいです。
黄色いボトルの白い木工ボンドに比べるとちょっとお高いですが、使ってみますと良さが実感できますよ♪
完成で塗装です
今回はオスモのクリア仕上げにしています。
針葉樹構造用用合板は、ホワイトスプルースが綺麗に入らない感じがあり、クリアが良いと思い選択しました。
結果は正解でした。
最近はホワイトスプルースも好きでよく使っています。
ホワイトが木目の間に綺麗に入り込み、ソフトでかわいい感じの仕上がりになってくれます。
この作品で使っています
まとめ
知人に頼まれていた台が完成しました。
自分としてはチャッチャと仕上げてしまえるほどのものでしたが、大きさが結構しんどい。
それも3台なので、できあがってくるにつれて、どんどんと工房内が狭くなってきて、なんとなく危険。
それでも怪我なく無事に作業を終えることが出来ました。
依頼先に搬送したとき、とても喜んでもらえて良かったです。
楽しく木工diyをするにも道具が大切
いくらDIYであっても、綺麗にそしてきちんとした形になってくれないと「心が折れて」しまいますヨネ。
ヤッパリそれを大きく助けてくれるのは電動工具たちです。必要にあわせて購入を進められると良いですよ。
わずかの修正を楽にしてくれる「ベルトディスクサンダー」
【もっと早くに買っておけば良かったって本当に思います】
我が工房で使わない日はない「スライドマルノコ」
【丸鋸より安全に木材の切断が出来ます】
簡単に綺麗に木材カット。じゃんじゃん」、ガイドを使おう!
木材をまっすぐ寸法通りに切る。そして切断面を直角にするって、結構高度な作業ですよ。
躊躇無く、ガイドを使いましょう。小さい部材のときは私も使っています。
何度も何度も同じ寸法測るってイヤになるよね。
【スケールストッパー】を使って見て!
もっと早くに買っておけば良かったって本当に思います
木工diyは直角が命(笑)
【スコヤはこれがお勧めですよ】だって使いやすいもの!
棚は箱の組み立てにはあった方が絶対イイ!
箱や棚を作り始めるとき、部材がパタン、パタンと倒れてイライラするよね。
いろいろ使って見たけど、この【コーナークランプ】が一番いいように思う。個人的ですけどね。
自分が一番使っているクランプ
クランプは一つじゃ用事が足りないから、2個ずつ買った方がいいね
この大きさが手頃で一番使ってる
【クイックグリップバークランプミニ 150mm】







