私は木工DIY を35年も続けている。
だから、のこぎりだってキレイに線の通りに切ることができる!
ということはありません!
いつも道具様々です!
皆さんはどうですか?
始めたばかりの人も、少し続けてきた人も、簡単そうに見える「のこぎりでまっすぐに切る」は難しくないですか?
まっすぐ切れますか? 切った断面は直角になっていますか?
私は難しいです!
はっきり言って、この「ソーガイドミニ」がないと出来ません。ソーガイドミニは素晴らしい「のこぎりのガイド」です。これがあったら簡単にまっすぐに切ることが出来ます。
電動工具がなくても、棚とかも作る事が出来ますよ♪
使いやすさを解説していきましょう!
まっすぐ、そして直角に切るって意外と難しい
木工DIY の基本は
①キチンと計って計画を立てる
②正確に切断する
③直角をいつも意識する
④一日で完成させようと思わない
ですから。
正確に切断できなかったら、まずアウトなんですよね。
実際にガイドなしで切ると、このようになります。
電動工具ばかりに頼り切ってるからですよ!と言われりゃ、元も子もないですが。
結構難しいものです。線通りに切り進めて、さらに切断面を最初から最後まで直角に保つって。
45度切りなら、かなり厳しいものがありますよ♪
木工DIY を始めたばかりのときは、このような緻密なのこぎりガイドがこの世には出ていませんでしたから、「まっすぐに切る訓練」とか「まっすぐに切るコツ」とかが必要でした。
でもこれを使ったら、そんな物は無しです。
始めてのこぎりを買うときからこれがいい。価格もリーズナブルですね。
木工DIYをするにあたって、手元に置いておいた方が良い工具です。
このガイドを組み立て治すと、左利きの方にも対応する。
すべてが電動工具でできるわけではない
早くきれいに正確に木材を切断したくて、電動工具を使っているのが、正直な理由でしょう。
危険にさらされながらも、電動工具で切断をしていく。
確かに効率もいいし、正確な切断が約束されるので材料を無駄にすることが少ないです。
でも、すべてが電動工具でおこなえる訳ではないので、基本的なこととして「のこぎりでの正確切断」は求められることが多いです。
①材料が小さいとき
②眼で切断状態を確認しながら、作業を進めたいとき
③木材に若干のネジレ、割れなどの変形があり電動工具での作業が危険と思われるとき
④切り出す部材の数が少なく、手で切った方が早いと思われたとき
⑤ある程度、組み上がっていてその場面で長さを短くするなどの調整が必要なとき
⑥チョットだけ出っ張ってしまったところを切り落としたいときなど
電動工具で出来ない訳ではないにしても、危険が伴うことは避けたい物です。
木工DIY を楽しくしてくれるソーガイドmini
まずは直角の仕上がりはどうか
さすがに綺麗に切ることが出来る。鋸歯の厚みも薄いので、丸鋸などで切ったときとは違い、細かでキチンとした作業が出来る。
切った面も綺麗な直角となっており、組み立ての時にも良い結果を出してくれる。
使用方法も至って簡単だ。
墨線を引く
ソーガイドミニを木材の端に引っかけて、ダミーの鋸歯をあてて切断線を確認する。
そして切り込みを始める
実際に切り終えてみてみると、完全に直角がでている。
置いてみても、隙間なくまっすぐに立っていることがわかる。
45度に切ることにも対応している
フレームなどを作るときに期待したい「45度切り」
これがキチンと決まれば、とても綺麗な作りとなる。
もしガイド無しでやるとなると、まず成功させることは出来ないと言って良いくらい難しい。
一つの部材だけなら良いのだが、4つもの部材が直角がキチンとされていて、寸法通りに切り揃えるというのは、簡単ではない。
ガイドを使用した結果がこのようになる。
まずは墨付けをする
本体に45度切り用の部品を取り付ける
ダミーの鋸歯で墨線を確認したら切り込みを始める。
切り込みが終わり、切断した部材通しを合わせて置いてみると、ぴっちりと決まっている。
とても気持ちの良い瞬間で、簡単に作ることが実感される!
幅の広い板を切ることもできる
角材などあまり幅の大きくない材料を切り出すのはいいが、幅広の板のときは買ったままの状態では限界がある。
これに対応するために平行スライダーが付属している。
これを使うことによって、幅広の板も切り出すことが出来る。
棚板などを切り出すときに、活躍してくれそうだ。
平行スライダーに付け替える
墨線にダミーの鋸歯をあてて合わせたら、ガイドとなる木材をクランプで固定する。奥側が墨線と合っていないので合わせる
墨線と合わせたら、クランプで固定する。再度、手元側、奥側の切る線が合っているか確認して、切り始める。
徐々にガイドを手前にズラして、切っていくと終了。
材料が動いてしまうと危険なので、クランプがあると安全な作業も出来ます。
そして大事なのは、作業台。木工だけじゃなくて、いろいろな作業にも使えるのであった方がいいですね。
わたしが使っているブラックアンドデッカーのワークメイト225(Workmate225)はコンパクトに収納できるのでいいですよ♪
うすく切り出すことも可能です
鋸歯が薄いことと、ガイドを使用することで鋸歯が揺れないので2ミリくらいでも切り出すことが出来ます。
ちょっと長く残して切りすぎた場合に、あと2mmほど短くしたいという場合にも、対応が出来る。
このような作業は、電動工具では厳しいと思われる。
ついてきているソフトもいいと思う
木工DIYをする上で、やはり図面を書く事をおすすめします。
全てをパソコンで仕上げた方が良いとは言いませんが、もし手頃なソフトがあるのであれば使用した方が良いと思います。
ソーガイドミニには、「もでりん」という木工DIY向けのソフトが添付されています。
購入当初、使用していました。
使い勝手も良くて、使ってみるのも良いかと思います。
ちなみに私はジャストシステムさんの花子を使い、すっかりとなれてしまってるのでそちらを使っています。
まとめ
「鋸歯ガイド」は、いろいろなメーカーからも出されていますが、私はずっと距離を置いていた。
なんとなく、本当に始めたばかりの人が使うものだと思っていました。
でも実際に使ってみたら、「いいじゃん、これ!」とすっかりはまってしまった。
直角も出てるし、寸法通りに切ることも出来た。
鋸歯が薄い関係で、材の無駄も極力防げることになる。
ならば45度はどうかと。。。
これまた最高じゃん。
手鋸では私には無理な世界。このピッタリ感は何だろうと
もはや感動物だった。
確かにコレで全てをこなすとなると無理があるかも知れないが持ってみる価値は十分ある。
1)小さめの部材を切断するには、電動工具は適さないし危険だからコレは使えそう
2)ゆっくりと工程が進むので、安全性も修正する容易さも上がる
3)安価でのこぎり付き。小さい物を作ったり、手始めには最適
4)精度が良くて、ぴちっと決まる感覚はうれしい
5)今まで手鋸を引き方がよろしくなかったことが、体感される。鋸歯がガイドへこすれて抵抗が増す際は、斜めに引いていることがわかるし、その作業の矯正器具にもなりそうだ。
コレは結構使う場面が出てきそうだ
楽しく木工diyをするにも道具が大切
いくらDIYであっても、綺麗にそしてきちんとした形になってくれないと「心が折れて」しまいますヨネ。
ヤッパリそれを大きく助けてくれるのは工具たちです。必要にあわせて購入を進められると良いですよ。
ソーガイド
スコヤ
クイックグリップバークランプミニ 150mm