「お父さん、子供が使う安定した踏み台作れない?できれば軽いのがいいな」と長女からの製作依頼がありました。
私の孫になるのですが2歳の男の子。
だんだんと活発になってきて、流しに来ては娘の足下にまとわりついて危ないから、流し台に並んで立ちたいとのことです。
早速作ってみます。
重たい家具が嫌いな私なので、あまり苦労なく作れそう。
★製作費用は、1500円程度
★製作期間は、3日間
★製作難易度は「ふつう」
★横40センチ 奥行き32センチ 高さ37センチ(孫のステップは除く)
主に使用した道具
◎電動工具はテーブルソー、サンダー、トリマー、スライドマルノコなど
◎手道具は巻き尺、スケールストッパー、クランプ、手鋸など
踏み台の製作の様子
まずは図面を書く
今回はあまり構造が複雑ではないので、カンタンにノートにラフ図を書いて製作をしていきました。
いつもはジャストシステムさんの花子を使用しているのですが、今回は使用しませんでした。
このソフト使いやすいのにどんどんと買いにくくなって、今回のバージョンもセット販売で3万くらいになっていて、今回も買う気にならん。
天板を用意する
1×6の3枚はぎで、広い板を作っていきます。
クランプも駆使して、ちゃっちゃと作っていきます。
側になる部分を框組みで作る
テーブルソーとスライドマルノコを使って、基本となる部材を用意します。
ビスケットを使って接合をしていくことにしたので、板の幅を65ミリにしてます。
これ以上狭くなると、ビスケットがはみ出しやすくなるので、あまりストレスがない幅で用意する。
ボンドはこのところよく使用しているタイトボンド3です。
今まで、乾燥すると茶褐色になることを懸念して、日本製の白い木工ボンドばかりを使っていました。
しかし
この接合力のスゴサと耐水性のスゴサを知ると、もう元には戻れなくなり、主要ボンドとなってしまいました。
はみ出たボンドは拭き取らないとなりませんが、メリットのほうが素晴らしすぎます。
もっと早くから使っておけばよかったって思います。
フレーム構造ができあがりました
2枚のフレーム構造と、天板、補強部材などがすべてそろいました。
ここで娘からリクエスト連絡が入る
「お父さん、高さ調整とかできないの?」と。
おっと
それは面倒くさいぞ!
「構造上、弱くなるからそれはよした方がいい」と、遠巻きにお断りしたのだけど、なんとかならんだろうかと。
やってみる価値はあると設計をし直した。
高さ調整のための部材変更をする
踏み台は上に乗ったときに、台形にならないことが大切で、末広がりに開いてしまうと、カンタンに壊れてしまう。
ガタツキの原因となるので、一番下に開き止めの部材を付け足した。
高さ調整は2センチ刻みの3段階で蝶ナットとジョイントコネクターボルトを使用し、締め上げる形にした。
ついでにと孫が上がるステップも追加しようと製作。
カンタンなものにしてみた。下の補強部材に、はさめておけるようにした。
ステップは固定していないので、必要に応じて独立して使えるようにしてみました。
踏み台の安定感を増すために、一番下には「脚」をつけました。
塗装と設置、まとめ
私はクリアーが好きなのだが、娘から来るリクエストは「茶色」なので、着色系で仕上げていく。
実際に設置してきましたが、孫と長女は大喜びで、DIYの醍醐味を感じます。
喜んで使っている様子を見るのはウレしいですね。
裏面と高さ調節の部分の写真になります。
木工diyが本当に楽しいです。
最初はちょっと工具を買うなどの設備投資みたいなものをしないとなりませんが、長く楽しむことができるのと自分の思い描いていたことが、どんどんと形になっていくので楽しいです。
おすすめですよ♪
楽しく木工diyをするにも道具が大切
いくらDIYであっても、綺麗にそしてきちんとした形になってくれないと「心が折れて」しまいますヨネ。
ヤッパリそれを大きく助けてくれるのは電動工具たちです。必要にあわせて購入を進められると良いですよ。
ベルトディスクサンダー
スライドマルノコ
ソーガイド
スケールストッパー
スコヤ
コーナークランプ
クイックグリップバークランプミニ 150mm
お孫さんに喜んで貰えるなんて製作者+オジーちゃん冥利に尽きますね(^▽^)/。
すっかり「ジジ」をやってました。初めて持ちましたけど、可愛いもんですね。