子どもにシンプルな本棚を作ってあげたくて、作ってみた。
いつもながら、シンプルにそしてナチュラルに。
自作家具はヤッパリ楽しい。
2005.10.13に作った物ですが、今でも子供達が使いやすいのか、重宝してるのか
DIYで作った棚に満足しているようです。
まずは図面を引いてと
子供の小さな本棚を作ります。簡単な作品ですが図面を書いて作業に入ります。
最初に手書きの図面で計算をして、そのあとはパソコンで仕上げます。
すごく面倒なような気がしますが
このおかけで、本当に間違いが少なくなった。
使っているのはジャストシステムさんの花子。いろいろ使ってみたけど今はこれが一番使いやすい。
荒木取りが終わりました
わざわざ、バンドソーなんて使わなくて良いのだけど、余っている材を使ってしまいたいと2×4材から切り出して使ってみた。このくらいの縦引きならテーブルソーで一気に切ってしまっても良いのですが、たて引きは怖さもあってというか危ない。
いつも通りにバンドソー、自動カンナと手押しかんなを使っての製材作業をします。
こんなことしなくてもよろし。1×4で作っていけるものですから。
続いて丸棒で使っての組み立て準備
ほぼ製材の作業が終わって今回の棚のアクセントとなります丸棒の切り出しとそれを使った組み立てをしていきます。
10mmのラミン丸棒を60mmの長さに切り出します。必要とする本数は18本。
フェンスに15mmのシナランバーの端材をクランプで取り付けて定尺ガイドにします。
直接、フェンスを使っての切り出しは材が鋸歯とフェンスの間にはさまれキックバックを起こします。
後で丸棒が入りやすくするために、材の両端を金槌でたたいて木殺しをします。
軽くかなづちで叩いてあげるだけで
ずいぶんと違います。
丸棒が入る穴を連続して開けていきます。精度にちょっと不安を感じながらの安物ボール版での穴あけ作業。
材の高さの関係で仕方なくこれをつかったけど、ヤッパリぶれてる・・・(*_*)
ならば「角のみ」をボール盤モードに変えての作業。
スライドテーブルがあるのでこのような
連続の穴あけはすごく楽(=^^=)
あまり高さがあるものはできないのが難点。まあ本来の作業ではないし。。。
でも精度は違うね~♪
このときに問題になるのがスイッチ。
一回一回角のみに装着されたドリルのスイッチを入れるのが面倒(^^ゞ
簡易的にこれを使う。250円そこそこのもの。意外に楽で助かった。
丸棒を使ったフェンスの組み立て
私お得意の丸棒を使った部材ができました。
正確にあけたつもりでもこれだけ多くなると
結構難しくなってくる・・・。
なかなか全部がパッパって入らんのです。
深さの違いがあるとまた斜めになったりと
ちょっとイライラします(^^ゞ
やっと入って。ふ~です(=^^=)
組み上げる前にちょっと部材を並べて
確認をします。
でも花子のユーザーって周りに
いないのよね~~♪
本体を組み立てていきます
ビスケットジョインターを使ってお気楽に組み立てました。
そしてクランプで圧着します。
角部の修正は手鋸で大体のところをきった後、スピンドルサンダーで仕上げます。
曲線部分をごまかしちゃうのに(笑)
最高のマシンでちょくちょく、使ってました・・・・。
側板の上のほうは斜めになりますから、同じ部材になるようにテンプレートを作ってルーターで仕上げます。
細かな作業が続きます。
4mmシナベニヤが入る溝を掘ります。
ここは裏板が入る溝です。
棚板の取り付けはいろいろと考えたのですが、ビスのダボ隠しという単純な方法をとりました。
完成しました
あまったダボをアサリなしの鋸で落としていきます。
ライフソークラフト145
これすごく便利。安いし結構「買い」です。
棚板は15ミリシナランバーの木口を隠す方法を使いました。27ミリほどの部材をビスケットジョイントで接合。
若干の目違いはフラッシュビットの使用も考えたのですが、今回は手がんなで落としました。
本体の組み立てが終了し、オスモを塗りました。
クリアーなのであまり違いがないように見えますが、近くで見ると木目が映え、しっとりした感じに仕上がり気に入ってます。
1回目のオスモの塗装が終わってキャスターをつけました。
子供の机の横に置く棚ですからキャスターで動くようにしました。
Snappy ドリル・ビット・ガイドを使って、キャスターの位置がずれるのを防ぎました。
今回の棚は、その辺を考慮しての作品で、すごく簡単でした。
製作も3作業日くらいでできあがったようです。気持ちもすごく楽でした(^^ゞ