2021/1/24に記事を更新しました。
製作したのは2002年です。
木工DIYを始めた頃に作った寝室用のテレビ台です。
シンプルにナチュラルに作りました。
当時のテレビといえばブラウン管でしたから、奥行きのあるテレビ台が必要でした。
現在はすっかりと役目も変わり、ベッドサイドにおいてテーブル代わりにしています。
昔製作した家具の記録として、記事にまとめています。
昔のかまぼこ型車庫工房です。
Toritonを使用して頃で懐かしいです。
小さめの木製テレビ台の難易度、材料費、主に使用した道具について
難易度はどうかというと
広い板を作ることが出来なかったので、集成材を使用しています。
基本、寸法通りに切って組み立てなので、難易度的には「普通」といったところでしょうか。
製作期間は3日間を要しています。
この作品においては「電動工具」を結構使っています。
私はたまたま持っているので「少しでもキレイに仕上げたい」という思いから使用しています。
必ずしも自分と同じ電動工具は必要としないので、皆さんの環境に合わせて作って行かれたら、とても楽しいと思います。
材料費は
パイン集成材が基本部材となります。引き出し用にコンパネを使用しています。
引き出しの底板に4ミリのベニヤを板を使用しました。
材料費は概ね2000円といったところでしょうか。
主に使用した道具
◎電動工具はテーブルソー、サンダー、ルーター、ビスケットジョインターなど
◎手道具は巻き尺、スケールストッパー、クランプ、手鋸など
小さめの木製テレビ台の製作の様子
1)図面から寸法通りの部材を切り出します。今回は集成材なので簡単です。
2)天板部分にひょうたん面を付けたルーターで面取りをします。昔使っていた「バーモントアメリカン社のルーターテーブル」です。懐かしい。
3)組み立てようにビスケットジョインターで溝を彫り込みます。
4)本体の組み立てをします。圧着はベルトクランプを使用しています。
5)大枠の完成です。下の部分に飾りの曲面加工の部材を入れて、木工ボンドで接着します。
6)写真があまり残っていないです。引き出しの製作です。
引き出しの前板が収まるように、欠き取りをします。
この時はプランジルーターを使用しています。プランジルーターは段階的の溝を深めていけるので、ビットにも負担をかけにくいとされるので、多く使っていました。
新しく買ったので、喜んで使っていたことを思い出しました。
8)引き出し前板の面取りをしました。
9)引き出しを組み立てて納めます。
10)完成!ワトコオイルのナチュラルで仕上げています。
まとめ、反省
できるだけシンプルにナチュラルに、簡単に作ってしまいました。
写真と記録が残っていないので、記事としてはしんどいです。
なんとなく雰囲気だけでもつかんでくれたらうれしいです。
集成材か合板でしか広い板を使うことが出来なかった時期です。
道具は持っていたのに、なかなか踏み込めなかった分野でした。
集成材はとても使いやすい部材ではあるのですが、一般的に高価ですし、ジョイントの部分がデザインに反映されない場合、ジャマになってしまいます。
又必要以上に重量がかさんでしまいます。この時は、引き出しにもコンパネを使用したこともあってとても重たい家具となりました。
広葉樹で作ったのであればそれはそれで、良いのでしょうけど、今となってはこのような作り方はしないと思います。
しかしながら、広い板を容易に確保出来ない場合や、短期間で完成に持って行きたい場合は、いい選択であると考えます。