2021/1/16に記事を更新しました。
製作したのは2012年です。
デスクの回りにちょいと置く、小ぶりな本棚は必要ではないですか?
簡単に作れる2段の本棚の紹介です。
子どもが進学のために札幌市にいった際に作りました。
木製本棚の難易度、材料費、主に使用した道具について
難易度はどうかというと
シナランバー合板と木口テープを使用したので難易度は1でした。
とても簡単です。
製作期間は1日間を要しています。
この作品においては「電動工具」を結構使っています。
私はたまたま持っているので「少しでもキレイに仕上げたい」という思いから使用しています。
必ずしも自分と同じ電動工具は必要としないので、皆さんの環境に合わせて作って行かれたら、とても楽しいと思います。
材料費は
シナランバー合板が基本部材となります。
下の段の背板に3ミリのベニヤを板を使用しました。
材料費は概ね2000円といったところでしょうか。
私は2個同時に作りましたので、4000円ほどかかっていると思います。
主に使用した道具
◎電動工具はテーブルソー、サンダー、トリマー、ベルトジスクサンダーなど
◎手道具は巻き尺、スケールストッパー、クランプ、手鋸など
木製製本棚の製作の様子
1)かんたんなラフ図から製作を始めて行きます。
2)寸法通りに部材を切り出します。スライドマルノコがやはり安全。
私のは刃径が215だけど、165でも十分な機能をしてくれる。
少なからず、「丸鋸」を使って、指を落とすよりずっとマシ!
3)テーブルソーで背板が入る溝を彫り込みます。この方法が一番簡単で手っ取り早い。
4)側板のRの部分は、塩辛の容器を使って墨線を入れる。
5)Rの部分をベルトジスクサンダーで削ってしまいます。
6)接合はビスケットジョインターを使用していきます。
7)クランピングをします。
8)Rの部分があるので、シナの木口テープを使用して見てくれを良くしました。
9)キャスターを取り付けました。
取り付ける際には、センタービットを使うと金具がずれない。
10)オスモクリアーでオイルフィニッシュしてできあがりです。
まとめ、反省
できるだけシンプルにナチュラルに、簡単に作ってしまいました。
木口処理にテープを使用しましたので、とても簡単でした。
なんとなく邪道のような気がしていましたが、使ってみると結構良い感じに仕上がります。
材質もシナなので、キレイにオイルが入ってくれるので良いですね。
材料費もさほどかからず、本当にかんたん木工でした。
それと木材を正確に切る基本として、ガイドはとてもいい仕事をしてくれるのでおすすめです。
スライドマルノコ
ソーガイド
スケールストッパー
スコヤ