こんにちは。
娘が一人暮らしを始めたので、テレビ台を自作で作ってみたくて挑戦。
製作の様子を載せてみます。参考になると良いのですが。

まずは図面を引いてみます

平成28年4月4日(月)
いつものリングノートに図面を引いて、必要となる材料を整理していきます。
最近はパソコンで書いたりするのが、面倒でこの方が直感的で、あっという間に終わってしまいます。

材料は安いSPF1×6 1820mmの規格外の物を使っています。材にあまりお金を掛けたくないのは今も昔も変わらない。

一枚440円程度の板11枚を使って、5000円弱の材料費で製作を始める。製作途中で追加となると思われるが、最初の予算はこの程度で収めておく。

側板部分のほぞ取りをする

側板は角材を組み合わせたフレーム構造としたので、必要に合わせた寸法で角材を切り出して行く。

スライドマルノコもこのように定寸ストッパーを付けてるので、ラクラク。

材料の幅が50ミリと小さいので、ビスケットジョインターを使用することは出来ない。

そこでテーブルソーでほぞ取りをする。指サックをすると材が滑らなくて、扱いやすいのでオススメしたい。

やはり道具ですね。 サッサッサとできあがり、気持ちが良い。あとはこれに合わせて、ほぞ穴を掘っていく。

側板部分のほぞ穴を開けていく

平成28年4月6日(水)
トリマーによるほぞ組も考えたけど、安全性の高い道具を使うことが大事と、角ノミを出してきた。

角ノミは日立さんのがおすすめです。材を固定したらテーブル部分が動くので、位置決めがダイレクトに行うことが出来ます。

そして、高速回転による切削ではないので、安心感が違いますよーじゃんじゃんと作業が進み、あっという間にできあがり、仮組の段階へ進む。
なかなかイイじゃん。材の木目がばらばらだけど、それも素人ぽくていいかな。

鏡板を入れる溝を掘る方法

平成28年4月8日(金)
この辺の作業はトリマーの得意分野だけど、私は大のトリマーが嫌いだったので、治具なんてほとんど無い。

今更っていう感じですがここで治具作りです。

トリマーを使って材の途中から溝を掘り、途中で止めなくてはいけないので、十字ストップ治具を作ります。一応3組作成。

作業台に縦に材を固定して、トリマーで切り込んでいきます。

一回に彫り込める深さに制限があるので、段階的に進める。無理をするとビットを痛めたり、トリマーが戻ってきて危険な状態となるので、取り扱いは慎重にしましょう。

最終目標をテープで貼ってマーキングしてしておくと便利です。

彫り込みが終わって、ほぞを組んでみる。良いじゃん!ばっちり決まってる! 四本を組んでみたら、あ~~満足!ここに鏡板を入れて行きます。

 

 

鏡板を作ります

バンドソーを使って、1×材を二つに挽き割り、最終的には6ミリの板を作っていきます。

 

大体の厚さに切り出せたら、自動カンナで厚さをそろえていきます。

ルーターテーブルにルーターをセットして、使うビットはラベットビットで2種類のベアリングを使い分けて段欠きの量を変えていきます。

便利で正確です。

部材が揃いました。
段欠き量を2種類にしたので、アクセントになりました。

鏡板を入れてみます。仮組です

部材を溝に順番に入れて行きます。
ぴちっとパズルのように組み上がるこの感覚がたまらない。

できあがりました。左右二組が無事に完成して、だんだんと形が見えてきました!

 

天板や棚板などをつくって行きます

平成28年4月9日(土)

まずは必要部材の切り出しです。

ビスケットジョインターを使って大きな板を作っていく。クランプ総動員での作業となる。

これが結構しんどい。クランプがされていくと重量もかさみ、取り回しも大変になる。

圧着が終わってクランプを外すと若干の目違いが発生していた。
「河怡の替刃式かんな」のおかげで難なくクリアー!このカンナ切れます。

裏板の入る溝を掘ります

トリマーも新調し、リョービのTRE-55。新しいTRE-60Vは精度に不満があって返品しました。

今まで使っていたマキタの3707FCより、使いやすい。刃高調整がやりやすいので、私にとってこちらの方に軍配が上がりますね。

材の途中から溝を切って、接合後に溝が見えないようにしてみます。

仮に組んでみます。

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