2021/1/4に記事を更新しました。
製作したのは2003年です。
木製ですっきりしたスパイス棚を作ってみたいと思いませんか?
スパイスラックといえば、板で棚みたいに作ってしまうのが定番。
どうも好きじゃない。。。それじゃ面白くない。
棚を作ってしまうと、どうも圧迫感があるので角材で作ってみたいと思いませんか?
古い作品ではありますが、紹介してみます。
木製棚の難易度、材料費、主に使用した道具について
難易度はどうかというと
少し組み手を入れた事も有り、若干、難易度は上がっていると思います。
5段階で言ったら3といったところですね。
製作期間は2日間を要しています。
この作品においては「電動工具」を結構使っています。
私はたまたま持っているので「少しでもキレイに仕上げたい」という思いから使用しています。
必ずしも自分と同じ電動工具は必要としないので、皆さんの環境に合わせて作って行かれたら、とても楽しいと思います。
材料費は
SPF1×6材 5ミリのラミン丸棒、棚が基本部材となります。概ね800円といったところでしょうか。
主に使用した道具
◎電動工具はテーブルソー、サンダー、トリマー、ボール盤、糸鋸盤など
◎手道具は巻き尺、スケールストッパー、クランプ、手鋸など
スパイスラック製作の様子
1)角材だけで強度を出すには、「組み手」が必要です。ほぞまでなくてもいいけど、最低限、欠き取りをしないとユラユラして使い物にならない。
2)まずはほぞを作っていく。私はテーブルソーの環境があるので、四面のほぞ取りをする。
トリマーを使用する、頑張って手鋸で作っていく方法もあります。
3)ほぞに合わせたほぞ穴を作ります。
4)棚板を受けるための溝を掘ります。私は角ノミを持っているので、一発で出来てしまいます。トリマーでも溝を掘るのが一番確実な気がします。
ほぞ組みの数があまり多くないので、のみなどを使用するのもいいでしょう。
5)棚板に加工をします。若干、Rを持たせたいので糸鋸盤で切りました。
6)フェンスとなる部分をこれから型取りをして、切り出してしまいます。
ラミンの丸棒を入れ込む穴の位置をわかりやすくするために、ベニヤ板をテンプレートにします。
9)ベニヤテンプレートをドリルガイドとして、ボール盤で穴を開けます
10)木工ボンドでくみ上げていきます。
11)できあがりました。
まとめ
できるだけシンプルに、圧迫感のない構造にしたくて「角材」で作ってみました。
強度を出すために組み手を入れました。
組み手のいいところは、パズルのように綺麗に組み上がっていくところ。
仮組みの時が楽しくて妙です♪
ずいぶん古い自作家具となっていますが、今でも健在、故障知らずです。
キッチンの中でもすっきりと収まってくれているので
気に入ってます。
一般のミニ本棚みたいに作ってしまうのもいいですけど、このような構造もいいと思います。
何かの参考になってくれたらウレしいです。
写真が小さい物もあってごめんなさい。