DIYで家具を自作しよう

天板にタイルを埋めたローテーブルの製作

こんにちは (^o^)/~~~自作家具作りが好きなTanisanです。

娘のアパートにとローテーブルを作りました。その製作の過程をのせます。
娘の希望は
1)引き出しをひとつにて、片方はサッと雑誌を入れれるようにして欲しい
2)天板にタイルを埋め込んで欲しい。
3)天板の模様がランダムだとウレしい
なかなか沢山の要望があって、どうしようかと思い悩んだけど
何とか要望は全部入れることができた。ほっ。

 

 

まずは図面を起こしてみます

ローテーブルの図面はいつもの花子で書いて見ました。綺麗に仕上がりヤッパリ良いですね。おすすめです。

 

板をはぎあわせていきます

接合される面がキチンと合うように、手押しかんなで垂直を出します。いろいろと方法はあるのですが、今回はこの方法を使ってみました。

 

続いて圧着の場面です。

 

ここで使っているクランプが優れもので「Bessey K-BODY REVO 木工用クランプ」といわれるもので、綺麗に安定した圧着をしてくれる物で、仕上がりが良いですね。

平面にも狂いが出ないように2×4材で圧迫をします。

 

脚となる部材を作ります

脚となる部材はSPF材の1×材を2枚貼り合わせて作りました。サイズを合わせたあと2枚を貼り合わせて作りました。なるべく木目がそろうように似たような木目の物を使いました。

 

本体部分を組み立てました

足が出来たので本体部分を組み立てました。だんだんと形になってきてこれが楽しさを増していきます。木工は本当に楽しい。

組み立てはビスケットジョインターで仕上げております。とても簡単で良いです。

 

 

天板の加工をします

天板に使用したのは生前、父が残しておいてくれた杉材です。「何か作ることがあったら使うと良い」と取っ手老いてくれたのものです。ここで使うことが出来て良かった。

どんな感じになるか、かんなをかけたあとに並べてみます。なかなか良いデザインとなってくれそうです。

ガラスタイルを持ってきて、タイルを埋め込むための彫り込みをします。まずは大きさを測り、彫り込む深さを決めていきます。杉板の厚さを差し引いた分を彫り込みます。トリマーにトップベアリングパターンビットを取り付けます。ベース部分も広くして安定した切削をしていきます。

 

彫り込まれる部材は15ミリのMDF。ものすごい粉塵が出るので、集塵をしながらの作業としました。当然防塵マスクと防塵めがねは絶対必要ですよ。
彫り込みが終わりましたので、補助部材でありテンプレート代わりとなっていたコンパネを外します。また杉板をのせて確認をします。

木工ボンドを天板に塗って、杉板を貼り付けて圧着です。圧着が終わったら、はみ出た杉板を切ってしまいます。

 

深さがあっているかどうか、タイルを置いてみます。接着ボンドをタイルの下に塗るのである程度アバウトでも良いのですが、浅すぎるとダメなので、注意が必要です。

出来ることなら、粉塵だらけとなるこの作業、一発で仕上げたかった。それが出来て何よりうれしかった…

テーブル枠をつくって行きます

ローテーブルの枠は強度アップの他にデザインにも一躍買ってくれます。綺麗に仕上げる必要がありますね。

 

45度で綺麗に組み上げるために、部材の直角、寸法通りの切断といった基本的なところがポイントなります。

 

そうはいっても私ような素人は簡単にはいきません。

 

だから・・・

 

現物合わせです(笑) 天板に合わせるように一個一個つくって行きます。これが一番だったりします。一個作っては圧着して、乾燥したらまた一個作って圧着の繰り返しです。

出来上がりました!良い感じです。

コーナーもキチンと決まってうれしいね。

 

本体と合体させます

先に作っておいたローテーブルの本体と合体させます。非必要に本体が開かないように軽くクランプをしてのせてみます。サンディングの下準備として、スポンジングをします。食器洗い用のスポンジに水を含ませて、拭いておきます。木目がグンと栄えて良いね~~。予想していたとおり杉材が良い色出してくれてます。

本体との接合はビスケットジョインターを使いました。きれいでしいですね。

 

 

引きだし部分を作ります

引き出しはある程度、図面を参考に現物合わせでつくって行きました。今回の引き出しはレールなども使わないただの箱が収まる構造なので簡単です。片方だけで良いとのことで一個だけ作りました。

 

飾り面を入れて塗装へ

最近はあまり飾り面をつけないほうなのですが、娘の家具と言うこともあってちょっとだけ入れてみます。トリマーにコロ付きボーズ面を取り付けて、切削してみました。天板と引き出しに入れてみました。

本体の組み立てを終えて、オスモでオイルフィニッシュ
ヤッパリ最高です。この塗料。ニスだのペイントなど使ってらんない。

 

完成して設置しました

塗装乾燥後にタイルをはめ込み接着。目地を入れて完成となりました。

出来上がって、娘のアパートに持って行きました。
すごく喜んでくれて、いやぁ~~ウレしかったですね。
娘のアパートでもだんだん増えていく、Tanisanの手作り家具。
後ろに見えるテレビ台も健在でありがたや♪

 

引き出しの取っ手は今回もSeriaの製品。かわいくて良いですね。

思いの外、時間のかかったローテーブル作り。疲れました。

 

2017年4月15日完成 設置

 

以前いただいたコメントです

katsuさん より:
2017年4月16日 10:31 AM
Tanisanこんにちは。
テーブル、丁寧に作られましたね。
天板の周りに貼り付けた板の留め加工もぴたりと決まっていて美しいです。
お父様が残してくれた材も新たな命を吹き込まれて輝きましたね。
娘さんは大喜びだったのではないでしょうか?
奥にちらりと見えるテレビ台もいい感じですよ!
雪も解けてようやく暖かくなってきたので、私も何か作りたくなってきました。

私からの返信:
2017年4月18日 10:54 AM
katuさんこんにちは (^o^)/~~~
今回のテーブルはkatsuさんを見習って、ちゃんとカネダシを手押しを使って行って、直角とか水平とか、確認しながら作ってみました。
そうなると時間もかかりましたが
完成度に違いが出ました。
いつもは、買ってきた材はある程度、精度は出てると目をつぶってやっていたのですが、一手間手を加えるだけで、満足のいくものができてウレしいです。
娘からの評判も良くて
作ってみて良かったって思います。
春になりましたね。
次の作品を何しようか思案中です。
その時期がまた楽しいですね♪

楽しく木工diyをするにも道具が大切

いくらDIYであっても、綺麗にそしてきちんとした形になってくれないと「心が折れて」しまいますヨネ。

ヤッパリそれを大きく助けてくれるのは電動工具たちです。必要にあわせて購入を進められると良いですよ。

ベルトディスクサンダー

スライドマルノコ


ソーガイド

スケールストッパー

スコヤ

コーナークランプ

クイックグリップバークランプミニ 150mm

POSTED COMMENT

  1. カズちん より:

    リクエストに応じて作れるのも手作りの良いところですね~
    そのリクエストに合わせて作れるTanisanも凄いです!
    しかも、木以外のものを組み合わせて作るなんて凄いです!

  2. kantandiy より:

    カズちんさんこんにちは (^o^)/~~~
    リクエストに応えることが出来るようになったのも、実は最近のことです
    今回初めてタイルを使ってみましたが、これは結構楽しめますね

    木工旋盤がやってみたいところですが、この扉を開けると沼に入るとか。

    結構奥が深いようですね

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