2021/1/17に記事を更新しました。
製作したのは2003年です。
通気性を考えての木製ベジタブルストッカーはどうでしょうか?
蓋となる部分は角材を組み合わせて、作成しているので開放感があります。
野菜などを入れて保管をしていました。
現在は用途が変わり、サニタリーで洗面の際に使うグッズを入れています。
少し濡れたものを入れても、天板のスリットが乾燥に一役買ってくれて助かっています。
ベジタブルストッカーの難易度、材料費、主に使用した道具について
難易度はどうかというと
SPF 1×材が基本部材となりました。構造的にはあまり難しい作業はないと思われます。
製作期間は4日間を要しています。
この作品においては「電動工具」を結構使っています。
私はたまたま持っているので「少しでもキレイに仕上げたい」という思いから使用しています。
必ずしも自分と同じ電動工具は必要としないので、皆さんの環境に合わせて作って行かれたら、とても楽しいと思います。
SPF1×材が基本部材となります。
材料費は概ね3000円といったところでしょうか。
主に使用した道具
◎電動工具はテーブルソー、サンダー、トリマー、ベルトジスクサンダー、角のみ、糸鋸盤など
◎手道具は巻き尺、スケールストッパー、クランプ、手鋸など
ベジタブルストッカーの製作の様子
1)ごめんなさい写真が残っていません。基本構造はSPFを使用して、組み立てをしています。
2)蓋の製作に入っていきます。テーブルソーでほぞを作ります。
当時はTritonを使用していました。これでテーブルソーの基本を学べました。
スゴく懐かしいですね。
使っているうちに、精度の甘さがわかるようになり、現在は売ってしまいました。
3)ほぞ穴は角ノミを使って、じゃんじゃんと開けていきます。
角ノミの機能は素晴らしい
何物にも代えがたい。正確、安全、きれいなほぞ穴。
ちょっと高いけども持っていてソンはない。
4)枠を仮組をしてみます。バッチリです。
5)蓋に通気性を持たせるために、角材でスリット状にしていきます。
角材を受けるための欠き取りをします。
6)一気に角ノミで欠き取ったら、バリが出てしまったので、一度糸鋸盤で切り込みを入れていきます。
7)その後は角ノミでじゃんじゃんと欠き取ってしまいます。
8)組み上がるとこんな感じになります。圧着します。蓋はこんな感じに仕上がりました。 9)一番下には大きな引き出しを一つ付けました
10)取っ手はバンドソーとスピンドルサンダーを使って作ります。大きな取っ手を付けてみた。
11)引き出しのレールを付けることが出来なかったので、滑りをよくするためになんと「敷居滑り」を使ってしまった。長門勇ですよ、長門勇。
12)蓋とキャスターをつけて完成です
13)オスモクリアーで仕上げています
まとめ、反省
できるだけわかりやすく解説しようと思ったけど、写真と記録が残っていないので、記事としてはしんどいです。
確か一気に作ってしまって、写真を撮る暇が無かったのだと思う。
はっと気づいて、途中から写真を撮りました。
なんとなく雰囲気だけでもつかんでくれたらうれしいです。
今回のポイントは蓋の部分。
自分としてはいいアイデアだったと思うのですがどうでしょうか?
でも作り終わったときに感じたのは「お賽銭箱」みたいだと。
まあ、しろうと作品ですので、大目に見てください。
何においても木材を正確に切る基本として、ガイドはとてもいい仕事をしてくれるのでおすすめです。
自分はとても気に入っている道具に「角ノミ」がある。
テーブルがきちんとスライドするから、ほぞ穴をきれいに狙いやすい。
角材の接合にはビスケットジョイントは使うことが出来ないので
ほぞを組むことになる。
ここの簡単に正確に、キレイに出来る専用工具は素晴らしいと思う。
機会があれば購入をお勧めします。
塗装はなちゅなるに仕上げたくてオスモクリアーですね。