購入当初からエアコンをどうするかを考えて、できる範囲でのDIYでナントカしてきたところではあります。
2024年の夏。やっと問題がなく使える状態になりました。
排気管の設置が大変でしたので改善
今までの排気管は、「ここでエアコンを使いますよ」となった時点で、後ろの窓を開け、排気管のついたボードを設置していました。
排気管が固く、その反発を避けながら固定ボルトを4本も取り付ける必要がありました。
発進するときは、その逆をしなくてはならないわけで、とても面倒なものでした。
何においても操作が多かったり、面倒だったりするとエアコンは使わない流れになってしまい、せっかく取り付けたものが使用される事は稀でした。
操作性を良くするために、今回、排気管だけを固定にしてみることにしました。
3分割に分けることで、窓の開閉も簡単になりました。
このまま開閉状態のままですと、排気がキャンピングカーに逆戻りをしてしまい、吸気周辺が異常なまでに高温となっていきます。
これをエアコンが吸気してしまい、全く冷却がされない状況となります。
分割した左右の板をはめることで、逆戻りを回避するすることができるので、効果的な冷却されるようになりました。
除湿の水をどうするか
通常ウインドエアコンは後ろ面が窓の外に向けられているので、除湿された水は外にそのまま廃棄されます。
私のような使い方のときは、作動時間が長くなると装置内から水が溢れ出してエアコン作動中は、水はどんどんと出てきます。
エアコンの下にはキャップが付いていて、 下側に流しだすことができます。
これをシンクの排水タンクに受けるように、DIYをしました。
漏斗でエアコンから出る除湿水をうけ、 ホースでタンクの少キャップに接続し、ホースの回転でコックが閉じてしまわないように瞬間接着剤で回転止めを行っています。
電力の問題を解決していく
今回の旅行に向けては、2000wクラスのポータブル電源を搭載しました。
私のキャンピングカーのサブバッテリーは3200Whなので、十分に足りるのですが、不安を解消するためにエアコン専用にとポータブル電源を積んでいます。
実際にエアコンを回してみますと、632wの消費でした。でも、コンプレッサーが止まると送風状態となり10Wになるので、ほとんどの電力消費はなくなります。
車内温度29℃で設定温度を26℃にしてみたところ、2時間ほどで残量は80%になっていました。
色々と工夫することで、一晩はまず問題はないのではないかと考えました。
サブバッテリーからの電力供給もできるので、そこからの協力もあるとしたら、電力不安はだいぶ解消されています。
快適に使うことができるのか
ずいぶんと時間がかかってしまっていますが、今はとても快適に使うことができています。
時間もかかっているうちに、時代もずいぶんと変わり、鉛バッテリーからリチウムバッテリー搭載へ、更に大容量のポータブル電源の登場や低価格かもされて、ずいぶんとエアコン搭載も近いものとなりました。
300Wの充電量を選択して使用された電力を走行充電で対応しています。
インバータを回して移動中かつ、停車中にもポータブル電源に充電していくので心配はありません。
7月中旬に道北の方に行ってきましたよ♪
ちょっと消費電力が700Wと、コンプレッサーが回ってるときの電力は結構大きいですね。
まだ改善が必要なのでしょうか。ちょっと気になります。
まとめ
「夏がすぎれば下ろす」というのが私の希望でした。
この方法だと、秋になったら、必要以上に場所を取っていたエアコンをおろして、収納性を高めていきます。
今は割とさっさとエアコンをスタートさせることができるので、助かっています。
ちょっと長い道のりでしたが、みなさんもどうですか?
ウインドエアコンの搭載。
今回の31泊の旅は、とりあえずこの場所にポータブル電源を積んでいきました。
現在は下におろしています。
エアコンの風を感じたら、ルーフファンや扇風機などではもう満足できなくなってしまいますよね。
私ももう戻れなくなっている感じがします。
私の行ったキャンピングカーDIYです。参考にしていただけた嬉しいです。