依然住んでいた家で作った「ウッドデッキ」。当時は大流行で私もまねっこでこんなものを作って遊んでいました。
時代は流れ、ウッドデッキは朽ち果てて、解体、そして廃材として眠ることに。
今回はこれを生かして、センターテーブルにしたいと重い腰を上げての製作です。
それも、なんとか丸いテーブルにしたいと直径125センチで作ってみました。
★製作費用は、すべて廃材活用なのでゼロ円。
★製作期間は、5日間
★製作難易度は「ふつう」
主に使用した道具
◎電動工具はテーブルソー、サンダー、トリマー、スライドマルノコなど
◎手道具は巻き尺、スケールストッパー、クランプ、手鋸など
必要部材をそろえる
まずは図面を書く
図面は花子2021で書いていきます。
円形にするために、部材を何枚並べたらいいか計算をさせたかったのもあります。
概ね必要とする枚数と、長さが割り出されたのでこれにならって作成に入っていきます。
廃材活用なので、ある程度の現物合わせは必要だと思いますが、ひとまず始めます。
廃材の確認と部材のそろえをする
廃材の状況は結構荒れていたのと、長い部材は結構使ってしまっていて、あまり長いものは有りませんでした。
必要な長さを確保するために、板材をつないで長くしていきます。
ただつないでも強度が出ないので、スライドマルノコの切り込み深さを固定して相欠きにします。
あまりやったことがない作業なのでうまくいくかどうか不安。
接着は「タイトボンド3」を使用し、十分に圧着をします。
自動かんなで30ミリの厚さまでそろえていきます。
相変わらず凄いゴミです┐(´-`)┌
テーブルソーで縦引きをして、部材の幅をそろえるとともに、接ぎ合わせ面の直角を出していきます。
ひとまず終わりました。
板をはぎあわせる
ビスケットを使用して、部材を接ぎ合わせをする。
2×6なのでかなり重量もかさみタイヘンですが、板はぎの方法はほかの時と変わりません。
クランプも駆使して、ちゃっちゃと作っていきます。
丸い天板の製作
接ぎ合わせた部材を作業台にのせて、円形にけがき、ジグソーで3ミリ程度大きめに裁断をする。
作業が大きいのでルーターをプランジベースに取り付けて、ベニヤ板で作ったコンパスで丸く縁を切削していきます。
さらにトリマーにコロ付き45度ビットを取り付けて「面」を取ります。最近ではこのシンプルさがお気に入り。
部材は大きいですが、意外に簡単に作業が終了しました。
若干の目違いや荒れもあるので、サンディングをしていきます。
円形のダブルアクションサンダーで目違い払いをして、オービタルサンダーで表面のサンディングをしました。
天板中央にタイルを埋め込む
以前、長女にローテーブルを作った際に、ガラスタイルを余分に取り寄せていました。
なかなか使う機会がなかったのですが、こんな時に出番が出てきました。
だから、DIYerは断捨離ができないのかもしれません。
「一年間使わなかったものは捨てなさい」と、「いつか使うは来ることはありません」と断捨離の先生方はよく言いますが、私には当てはまらないです(笑)
今回購入した「充電式トリマー」にプランジベースを追加購入して使用していきます。
ガラスタイルの大きさと彫り込み位置を確認
切削ガイドを作って、彫り込みを開始します。
ビットは大日商さんのトップベアリングビットを使用します。
この組み合わせは素晴らしい。キレイにカットをすることができました。
ネジや腐食あとの隠し
廃材ですので、ネジや腐食あとがたくさんありました。
このままにしてもいいですし、木材で埋めてしまうのもいいかと思いましたが。

脚の製作をする
脚は1×材をL字に組むことにしました。
「金物」は使用したくないので、これが安価で一番お手軽にできる方法ですね。
天板には脚を取り付ける部材をつけました。
念のために補強もしておきました。
天板にはビスでの固定としました。
できあがりはこんな感じになりました。
まとめ
ウッドデッキを作っていたのはもう20年くらい前になります。
そのときの廃材の活用ができたことがとてもウレしかったです。
丸いセンターテーブルは使って見て大正解。
円形なので7人くらいまでは十分座れますし、会話も弾みます。
前は長方形の食卓テーブルでしたので、私たち夫婦は対面になって食事をとっていました。
丸いセンターテーブルが来てからは、90度の位置にお互い掛けて食事をとっています。
なんか距離が近くなった分、会話もしやすくなり食事が楽しくなりましたよ♪
皆さんもどうですか。円形テーブルはおすすめですよ。
木工diyが本当に楽しいです。
最初はちょっと工具を買うなどの設備投資みたいなものをしないとなりませんが、長く楽しむことができるのと自分の思い描いていたことが、どんどんと形になっていくので楽しいです。
おすすめですよ♪
楽しく木工diyをするにも道具が大切
いくらDIYであっても、綺麗にそしてきちんとした形になってくれないと「心が折れて」しまいますヨネ。
ヤッパリそれを大きく助けてくれるのは電動工具たちです。必要にあわせて購入を進められると良いですよ。
ベルトディスクサンダー
スライドマルノコ
ソーガイド
スケールストッパー
スコヤ
コーナークランプ
クイックグリップバークランプミニ 150mm





















