キャンピングカーって、旅をする車という印象が強いのですが
実はそうでもなくて、自宅でも楽しめちゃう素敵な車でもあるのです。
その辺ことを書いていきます
キャンピングカーって休みが少ない人が買った方が良いかも
キャンピングカーを買ったら何しますか?という問いに多くの方が長期の休みを利用して日本一周をしたいと答える方が多いのではないでしょうか?
現役を離れ、キャンピングカーに夢を乗せたい方なら、そのような答えを用意しているのも当然でしょう。
私だって現役でなかったら、そう答えますし、本当に憧れですね。
現役で日本一周を回るだけの休みを取れる人っていないでしょうから、「長く休めないから買っても元が取れない」と購入をためらってしまう方が多いと思います。
でも実際はそうではないのです。
すぐに旅立つことが出来るから、キャンピングカーはとても有用ですよ。
その辺は以前の記事に書かせていただきましたので、あえて触れませんが。
それよりキャンピングカーって、家で使っても楽しいのです。
別に無理して使わなくてもいいじゃんかと思いますが、それを使ってみると妙に楽しくて便利なんですよ。
長旅にいけない人も、家で楽しんでしまうというのもありですし、そう考えると休みの少ない人の方が楽しみ方を工夫して、どんどんと使い込んでいくんじゃないかって、自分でキャンピングカーをもってそう思います。
家の庭でキャンピングが楽しい
私の住んでいるのは北海道の片田舎。その立地条件が手伝ってくれますが、こんな感じで焼き肉をしています。
家の隣に立てたキャンピングカーの車庫からキャンピングカーを出して、風よけと目隠しの効果を期待します。
もう毎度の事なんで、キャンピングカーなしでの焼き肉スタイルはないのですが、メリット十分出し切っていますよ♪
開放的なことはありがたいにしても、丸見えはちょっと抵抗がありますから、背が高いキャンピングカーはその特性を生かして、しっかりとしたプライベート空間を作ってくれます。
何かに囲まれているって、安心感があるのでしょうか、気の合う仲間で始まった焼き肉パーティはすぐに盛り上がっていきます。
わいわいガヤガヤと食事とお酒が進み、たき火を囲んだコーヒーは最高の味となってくれます。
おいしく焼けてくれる焼肉。これも自宅でするのも又楽しい。お手軽に出来るのはコンロのおかげです。
風にも左右されるアウトドア。強い風も遮り、心地よい気分となり
これが自分の家だとは思えないほどの演出効果を出してくれていると思います。
メリットは多くあります
お庭のキャンピングカーはいろいろとメリットをくれます。その装備がポイントとなるのですがなんと言っても
1番目は「冷凍冷蔵庫」
普段は電気食いとして一目置かれる存在ですが、家庭用100Vがつながれた環境であれば何も心配はいりません。
前の日から、みんなで飲むビールやワインをしっかり冷やしておけます。おかわりもキャンピングカーの冷蔵庫から出してくればいいですから。
自宅の冷蔵庫に入れておいて、使うときに会場まで持ってくることもありません。だって焼き肉パーティー専用冷蔵庫ですから。
焼き肉材料も入れておけますから、とても重宝します。
2番目は「アウトドアグッズが積んである」ということ
本来は旅行先でアウトドアライフをすることを目的として作られた車なので、椅子やテーブル、食器、紙コップなどが常時積まれています。
家から持ってきてもいいのですが、元は家からキャンピングカーに持ち込んだものなので一緒です。
必要頻度から言ったら、家で使うより少ないので点検や物資の回転をかねて使うようにしています。
家に行くよりも近いというのが正直な理由ですがね。
3番目としては「キッチンとシンクがあるということ」ですね
自宅のキッチンに比べたら、かわいそうですが、ちょっとしたものなら切ったり、暖めたりと。
それと電子レンジも一躍を買ってくれて、ベンリだなと思います。
それ以上に「なんだかいつもと違うから楽しい」というの気持ちを高めてくれますね。
普段は旅先で使うものも、自宅の庭で使うことがこうも違うものかと。
キャンピングカーの装備以外でのメリットは
ここから先は「あたりまえといえばあたりまえ」の話です。
1番目は電力に心配がいらないこと
そりゃそうだわ。電力はコンセントにさせば電力は普通に使えますし、照明も問題なし。
でもそれも、家にばかりいると感じないことなんですよね。
ちょっぴり非日常を楽しめるお庭キャンプは楽しいですね。
2番目はいざとなったら自宅に戻ればいい
急に天候が悪くなってきたり、体調を崩したり、まずいことが起きたら家に戻ればいいので安心です。
3番目は薪の用意がいらない
私は趣味で木工をしているので、たくさんの端材がでる。たき火は端材を燃やして、癒やしを得ている。キャンプに行くときは、段ボールに詰めて持って行くのだが、それもいらない。
たき火は、最高の癒やしをくれるがそれ以上に「虫除け効果」がすごいので、焼き肉には外せないアイテムとなっている。火をつけると今まで自分の周りの回っていた「蚊」がピタッといなくなる。
この効果を知ってからは、蚊取り線香は無縁なものとなった。
4番目は水の心配がいらないこと。自宅前なので、当然ストレスフリーです。
旅先では水の問題も考えないといけないですからね。
ガソリンスタンドで給油したときにお願いして、水をいただいたり、湧き水がでるところを回って調達したり、キャンプ場を利用したりと、結構考えないといけないですからね。
5番目はトイレについても心配ない
トイレの管理が私の担当となっているので、これを使用しなくてもいいのが助かったりします。
後始末もありませんから、自宅前はありがたい。
宿泊まですると妙な気分
大抵は自宅に戻って眠るのですが、何度かあえてキャンピングカーに泊まってみたことがあります。
朝起きたら、「アレ?ここはどこだっけ?」と不思議な気分となる。
「あっそうだったんだ」と外の景色を見て我に返る。
でもキャンピングカーの窓から見る自宅は、妙な気分でなかなか出来ないことかもしれない。
家を追い出された酔っぱらい亭主とでも言おうかね。
ひとり朝までぐっすり眠って、疲れもありません。
面白い体験でもあり、家の庭にテントを張って寝袋で寝る感覚に似ていますよ
シェルターのテスト体験
キャンピングカーの購入目的に災害時のシェルターとして使用したいとおっしゃる方がいます。
確かに十分な機能を果たしてくれると思います。
胆振東部地震のブラックアウトの際には、我が家もキャンピングカーに寝泊まりしていました。
時折、その環境を体験してみることで感覚をつかむことにもなるので、いいと思われます。
今はポータブル電源を積んでいるので安心です
まとめ
我が家は北海道の片田舎にいるので、自宅前でキャンピングカーを利用すると、まるでオートキャンプ場にいるような感覚になります。
キャンピングカーを置くことで、ずいぶんと雰囲気が違ってきます。
旅をしながら楽しみを得ていくのが一般的ではありますが、このような使い方もありかなと思えました。
また、ルームエアコンを搭載しているモデルにおいては、その恩恵も十分受けることが出来ます。
北海道ではあまり使用することがないですが、昨年の夏は暑さが厳しかったので、DIYでつけたウインドウエアコンを作動させて、眠ったことが数日間ありました。
いろいろと考えるとヤッパリ楽しいキャンピングカー。今一番のお気に入りの車となっています。