玄関先に散らかる靴をどうしようかと考えていましたが、シンプルに作るのが一番とポンとおける靴の棚を作ってみることにした。
大きなものとなるので、結構材料費がかさみそうだが、ちょっとここは奮発して作ってみる。
★製作費用は、金具を含めて16000円程度
★製作期間は、7日間
★製作難易度は「ふつう」
主に使用した道具
◎電動工具はテーブルソー、サンダー、トリマー、スライドマルノコなど
◎手道具は巻き尺、スケールストッパー、クランプ、手鋸など
まずは図面と必要部材をそろえる
今回は玄関に下駄箱を3個作ります。一つずつ作って、ある程度現物合わせで設計や製作を進めていきました。
まずは図面を書く
図面はいつもの「ジャストシステム花子2021」を使って書いていきます。
そうそう何回も同じものを作ることが無いと思いますが、パソコンで図面を起こす習慣は大切かと。
部材を用意する
スライドマルノコとテーブルソーを使って、図面通りに部材を切り出す。
側板は框組みとしたので、スタイルレールビットで部材を加工していく。
早速、製作に入っていく
構造部材の組み立て
側板をくみ上げた。ぴちっと決まってウレしくなる。
基本的な接合はビスケットジョイントを使用して組み立てた。
いろいろと接合方法がある中で、「これが一番」だと思う。
使用しているのはタイトボンド3です。
接合力のスゴサと耐水性のスゴサを知ると、もう元には戻れなくなり、主要ボンドとなってしまいました。
もっと早くから使っておけばよかったって思います。
簡単に棚の高さを揃える
複数ある棚の高さを揃える方法として、いちいち測って印をつけて棚板を組んでいくのは、ずれやすく大変ですよね。
最近自分はガイド板を2枚作ってこの高さに合わせて、棚板をつけています。
あまり大きな棚の高さがある場合を除き、この方が効率的で確実であると思います。何より作業が早いのがウレしいですね。
ルータートリマーで組み手を入れる方法もありますが、さほど強度が必要でなければ、十分かと考えています。
綺麗な圧着と圧着時間は十分に取る
できあがり寸法が大きいので、組み立て途中での部材の倒れとかズレとが置きにくいように補助固定が有効です。
L字型の簡単な補助具を使って、クランプすると作業がとてもはかどります。
ちょっと面倒でも、結果的に正確な作業が出来るようになります。
圧着は、概ね1時間程度は取るようにしています。

組み立てが終わり、塗装へ
組み立てが終わりました。写真は3部作の一つです(作風は一緒ですので)
壁の色から考えて「オスモ ホワイトスプルース」で仕上げます。
いつもオスモクリアーで仕上げていますが、前回作った友人のサニタリーラックがキッカケになりました。
実際に仕上がってみると「実に良い」

ホワイトが木目の間に綺麗に入り込み、ソフトでかわいい感じの仕上がりになってくれました。
まとめ
大きめの家具となりました。それでもなんとか完成させることが出来てホットしてます。
サイズもジャストフィット。色合いもいい感じでお気に入りになりそうです。
実際に靴を入れてみてますが、使いやすい。
木工diyが本当に楽しいです。
最初はちょっと工具を買うなどの設備投資みたいなものをしないとなりませんが、長く楽しむことができるのと自分の思い描いていたことが、どんどんと形になっていくので楽しいです。
おすすめですよ♪











