【木工diy】義母の簡易整理棚を作ってみました。シンプルに簡単にローコスト。
自分の手の届くところに置く「カンタンな台」をつくってもらえんかね。と義母。
「カンタン」とあなたは言うけど、実際はそう簡単でもない。
木工diyをされているかたなら、よくわかるところかなぁ。
そんなに簡単なものって無いもんだよ♪
まあ嫁さんの親ということもあって、重い腰を上げる。
★製作費用は、1000円程度
★製作期間は、塗装を含めて2日間
★製作難易度は「ふつう」
主に使用した道具
◎電動工具はテーブルソー、サンダー、トリマー、スライドマルノコなど
◎手道具は巻き尺、スケールストッパー、クランプ、手鋸など
まずは図面と必要部材をそろえる
あまり入り組んだと作業や部材揃えもなさそうなので、ラフ図だけをノートに書いて作り始めます。
スライドマルノコとテーブルソーを使って、部材を切り出す。
早速、製作に入っていく
まず天板をどうするか
広い面積があると、いつもどうしたら一番コストを抑えることが出来るかとか、そして不必要な手間を減らせるかと。
工程を楽しみたい時を除き、いつもコストと手間を考えてしまう自分。
私の勝手な感情だが、もともと木工diyerって「ケチ」で「せこい」人が多いのではと思うときがある。
「どうやったら安く作れるか」「自分で作ったら○○円で出来るかも」と、結構、計算高いのかといつも思ってしまう。
広い天板とかは「お高い集成材」を買ってきたら、すぐに済むんだけど
とてもじゃないが「第一選択」には上らない。
だって高いもの!
今回は「余っていた構造用合板12ミリの端材による木口隠し」で行きます。
どうでしょうか。
できあがりの天板ですけど、いい感じですよね?
木工ボンドはタイトボンド3がお勧めですよ。
次ぎに構造部分
側板に板を使うと、材料代がかさんでしまうので
角材でつくって行きます。
見えない部分はタイトボンド3とビスの組み合わせ。
「真ん中に棚を作って物を置けるようにしたよ!」と義母に話してますが、本来の目的は「ユラユラ止め」です。
ここの棚を設けることで頑丈になるのでうってつけです。
脚をつけることの効果
床につく部分には脚をつけています。
デザイン的にもいいと思いますし、脚が開かないことで
しっかりした構造になります。
また、床に対しても優しい構造となるのでお勧めですよ。
完成で塗装です
今回はオスモのクリア仕上げにしています。
天板と中間棚に使用した構造用合板は、ホワイトスプルースが綺麗に入らない感じがあり、クリアが良いと思い選択しました。
結果は正解でした。
最近はホワイトスプルースも好きでよく使っています。
ホワイトが木目の間に綺麗に入り込み、ソフトでかわいい感じの仕上がりになってくれます。
この作品で使っています
まとめ
義母に頼まれていた台が完成しました。
自分としてはチャッチャと仕上げてしまえるほどのものでしたが、大きさを相談して作ったので、すごい喜びようで。
作った自分までウレしくなってしまいました。
楽しく木工diyをするにも道具が大切
いくらDIYであっても、綺麗にそしてきちんとした形になってくれないと「心が折れて」しまいますヨネ。
ヤッパリそれを大きく助けてくれるのは電動工具たちです。必要にあわせて購入を進められると良いですよ。
わずかの修正を楽にしてくれる「ベルトディスクサンダー」
【もっと早くに買っておけば良かったって本当に思います】
我が工房で使わない日はない「スライドマルノコ」
【丸鋸より安全に木材の切断が出来ます】
簡単に綺麗に木材カット。じゃんじゃん」、ガイドを使おう!
木材をまっすぐ寸法通りに切る。そして切断面を直角にするって、結構高度な作業ですよ。
躊躇無く、ガイドを使いましょう。小さい部材のときは私も使っています。
何度も何度も同じ寸法測るってイヤになるよね。
【スケールストッパー】を使って見て!
もっと早くに買っておけば良かったって本当に思います
木工diyは直角が命(笑)
【スコヤはこれがお勧めですよ】だって使いやすいもの!
棚は箱の組み立てにはあった方が絶対イイ!
箱や棚を作り始めるとき、部材がパタン、パタンと倒れてイライラするよね。
いろいろ使って見たけど、この【コーナークランプ】が一番いいように思う。個人的ですけどね。
自分が一番使っているクランプ
クランプは一つじゃ用事が足りないから、2個ずつ買った方がいいね
この大きさが手頃で一番使ってる
【クイックグリップバークランプミニ 150mm】







