「私の家の洗面台周り、なんとかならない?」と友人からの相談をうけました。
実際にお宅にお邪魔して状況を確認したところ、掃除のモップをここに配置していて、美顔器もありなんとスッキリとならないかと。

これはひとまず、天板の高さを揃えるため、簡単な収納棚を作ることにしました。
早速作ってみます。
★製作費用は、金具を含めて6000円程度
★製作期間は、3日間
★製作難易度は「ふつう」
主に使用した道具
◎電動工具はテーブルソー、サンダー、トリマー、スライドマルノコなど
◎手道具は巻き尺、スケールストッパー、クランプ、手鋸など
まずは図面と必要部材をそろえる
まずは図面を書く
図面はいつもの「ジャストシステム花子2021」を使って書いていきます。
今はこのソフトは単体販売で買うことはできなくて、買いにくくなってしまいました。
とても使いやすいソフトなのに残念です。
部材を用意する
図面をしっかりと書くと後々が楽。
あっという間に部材がそろい、気持ちがいい。
スライドマルノコとテーブルソーの活躍でスムーズに
揃えることが出来て満足。
早速、製作に入っていく
構造部材の組み立て
基本的な接合はビスケットジョイントを使用して組み立てた。
いろいろと接合方法がある中で、「これが一番」だと思う。
何か楽しみとしてほかの方法をする場合を除き
現在は適応となる部分にビスケットジョイントが必須だと感じている。
またこのところ使用する木工ボンドを変えてから、変な話、「ただの芋はぎ」でも十分すぎる接着力を得ることが出来ている。
下手にビスを使ったり、組み手を入れたりと、確かにいい方法だとは思うが、「われ」「ずれ」「必要以上の時間の消費」などを招く事も有り、最近では「実際にどうなのか」と疑問も感じてきている。
このところよく使用しているタイトボンド3です。
今まで、乾燥すると茶褐色になることを懸念して、日本製の白い木工ボンドばかりを使っていました。
しかし
この接合力のスゴサと耐水性のスゴサを知ると、もう元には戻れなくなり、主要ボンドとなってしまいました。
はみ出たボンドは拭き取らないとなりませんが、メリットのほうが素晴らしすぎます。
もっと早くから使っておけばよかったって思います。
綺麗な圧着と圧着時間は十分に取る
先に書いた接合の思いを受けて、最近では少し圧着時間を多く取るようにしています。
概ね1時間程度は取るようにしています。
それと十分な圧着です。
接合部分にズレや離れがあると、綺麗に接着されないときもあるので、気を配っています。
組み立てが終わり、塗装へ
依頼先の家具が「ホワイト」を基調とした木目を生かしたデザインでした。
今回はクリアー塗装はやめて、「オスモ ホワイトスプルース」で仕上げます。
いつもはオスモクリアーで仕上げています。
実際に仕上がってみると「実に良い」
ホワイトが木目の間に綺麗に入り込み、ソフトでかわいい感じの仕上がりになってくれました。
うちのものにも、これから使っていきたいねと言うくらい、ちょっと感動しました。
いつもは着色後の後悔を恐れて、「クリアー一本」で来ましたが
私の中では「大きなキッカケ」をいただけた気がした塗装でした。
ちょっと難点は、「白なので塗装中は塗ってあるところが、はっきりわからない」ことでしょうか。
でも大きな失敗にはなっていないようですけどね。
さて据え付け。きちんと収まるか
「自分の家ではないので、現物合わせが出来ない」ことで、ある意味「一発勝負」です。
木工diyをされている方なら、おわかりかと思うけど
寸法通りの作ることの難しさ。
そして
綺麗に収まるかどうかで物の価値が決まってしまうこと。
隙間家具なので、きっちりなのと、幅木の存在などが有り
正確に作ったつもりでも、うまくいかないこともあってかなり緊張しましたね。
その心配をよそに綺麗に収まってくれました。
それだけでウレしかったです。
<h2まとめ
先日、友人にお渡しすることが出来ました。
とても喜んでいただき、DIYの醍醐味を感じます。
喜んでくれる様子を見るのはウレしいですね。
サニタリー周りもスッキリと片付き、気持ちがいいです。
木工diyが本当に楽しいです。
最初はちょっと工具を買うなどの設備投資みたいなものをしないとなりませんが、長く楽しむことができるのと自分の思い描いていたことが、どんどんと形になっていくので楽しいです。
おすすめですよ♪
楽しく木工diyをするにも道具が大切
いくらDIYであっても、綺麗にそしてきちんとした形になってくれないと「心が折れて」しまいますヨネ。
ヤッパリそれを大きく助けてくれるのは電動工具たちです。必要にあわせて購入を進められると良いですよ。
ベルトディスクサンダー
スライドマルノコ
ソーガイド
スケールストッパー
スコヤ
コーナークランプ
クイックグリップバークランプミニ 150mm







