工房取得4回目の木工diyerが思う工房快適化をまとめてみた
木工diyは本当に楽しい。そして「長く楽しめる」、すごくいい趣味だと思います。
最初少し道具を揃えないとならないので、お金がかかってしまいますが、ものを作ることが楽しくて仕方なくなりますよ。
道具は作るものとその環境に合わせて、少しずつ増やしていけばいいので、マイペースで進めることが可能です。
それと同時に作業する場所をどうするかということを考えなくてはなりません。
ネットを見ると素晴らしい工房が目を引きます。
本当にすごいのがありますよね。
私も木工diyを続けて41年となりました。
工房も当初から4つめのものとなり、その都度、進化させてきたつもりです。
ずいぶんと続けてきたものだと思うところですが、それは楽しすぎたからなのかも知れません。
これから木工diy工房を持つ方に何か参考になれば」と思い、記事にまとめてみることにしましたのでご覧ください。
現実的に無理な環境の方もおられるかと思いますが、私もあくまで理想として載せている内容もあります。
ご了承ください。
それでは項目を絞って書いていきます。
作業台と工房の広さについて
何を作るかにもよりますが、1800ミリの材料がクロスカットできる環境がほしいですね。
大物は外で切断する方法や、窓から外に材料がせり出ていく方法など、工夫のやりがいがあるところです。
狭さが危険を呼び込むのでできることなら、安全のために十分な作業スペースは確保されたいですね。
電動工具の他に作業台が面積を大きく取ってしまいがちです。
大きな立派な作業台や「壁付けの作業台」は思ったほど使いやすいものではないです。
かえって小ぶりの作業台を2台揃えたほうが、作業の状態に合わせてバリエーションを変えることができるので重宝します。
同じ種類のものが用意できないときは、「高さを揃えること」がポイントになります。
作業中は道具をちょっと置いておきたいので、作業台が2台あると使い分けができて、助かります。
ちょい置き台などを作ったことがありましたが、作業台のほうが圧倒的に使いやすくて今は使用していません。
広さを確保する意味でもキャスターの活用をする
作業台のキャスターは不用意に動いてしまうのでおすすめできませんが、他のものについてはキャスターを多用することで作業性もアップします。
私はテーブルソーやバンドソーは簡単にリフトアップが出来て、作業中はしっかり固定される方法を取っています。


使うときにキャスターをロックするのではなくて、動かしたいときにキャスターが出る方法を取っています。
2箇所操作するだけで、しっかりと固定もされるし、移動もその逆ですぐに動かすことが出来て助かっています。
必要時に工具たちを壁に寄せると広くなります。
明るさについて
工房内を明るくしたいと窓をたくさんつけると、収納性が悪くなってしまいます。
だからといって窓無しにすると、暗くて「危険」です。
老眼に関係なく照明は大切で、手元を明るくする工夫がポイントになります。
部分照明を両方から当てることで影が消えて作業性が上がります。
ジブライト(デスクライト)などを適宜使用していくと効果的です。
場所によっては乾電池式や充電式の照明も有効かと思います。
電源設備
コンセントはできればたくさんあったほうがいいですが、増設には電気工事士の資格がいるので、簡易的にはタップなどを活用して行くことになると思います。
タップ自体の容量を超えないように、考えながら作業をしていくことが賢明かと思います。
タップのコードをステップルで壁に固定するのは、禁じられていますので、ヒートンなどにケーブルタイで固定しています。
できることなら天井釣りのコンセントが有効です。
私は3個ぶら下がっています。
集塵計画
木工Diyの工房はすぐに「おがくず」だらけになってしまいます。掃除してもやりきれない部分もあり、できるだけ、作業中の集塵をされたほうがいいと思います。
家庭用の掃除機では、すぐにダストパックがいっぱいになってしまい、用が足りません。
外用の掃除機を一つ用意しておくと、何かと重宝します。
私は木工DIYがブームになったときに、ネットで知り合ったアマチュア木工家の方と「集塵システム」を導入することで盛り上がりました。
個人輸入でシロッコファンを購入して、サイクロンを自作して工房に取り付けました。
集塵してほしいところにダクトホースを取り付けていきます。
テーブルソー


床にはスイーパーをつけてここから、吸い上げてもらいます。
まだまだ日本のdiy事情では集塵システムまでは考えに及ばない時期でしたので、ネットからの情報が頼りでした。
集塵器はワイヤレスコンセントを使用して、操作性を上げています。
切削を始めるそして終わるときが、遠隔で操作ができるので助かります。
リモコンスイッチをわかりやすいところにぶら下げておくと快適です。
シロッコファンによる集塵器はホースを細くすると一気に集塵力が低下するので
集塵システムが繋げないところは、専用に掃除機をつけています。
あまり多くの粉塵が出ないもの(糸ノコなど)には有効かと思われます。
自動かんなはあまりにも多量におがくずが出るので諦めています(笑)
集塵もいい方法ですが、扉をつけたキャビネットのしまってしまうのも一方です。
壁の状況と収納性
工房の壁は収納にはとても重要な空間になります。
クランプやら工具などを収納するには、吊るすのが一番な気がしています。
基本は壁収納がよいと感じています
場所によってはキャビネットを作って収納力を増やしています。
フレンチクリートは思ったほど使わない
見た目は格好がいいフレンチクリートですけど。。。
フレンチクリートは長くて、大きな一面壁なら有用性は高いですが、一般的な日本の工房だと必要性は今ひとつ。
工具吊りはL字フックを少し曲げて取り付けると使いやすし、お安くスミます。
工具吊りは一度定位置を決めてしまうと、そんなに移動することがないのが現実で、苦労してフレンチクリートをするまでもないかなというが思うところです。
また、道具をとる際にフレンチクリートからラックそのものが外れてしまい、道具共々落下することが多い。
結局、ラックをビス留めしているところも多々あります。
工房は整理整頓が簡単にできるようにしたほうがいいので、「どんなものにも指定席」が収納の極意だと思っているので、終わったら定位置に戻すだけでキレイに片付く。
できるだけ2アクションはしない(開けてからしまうとか収納までの作業は少ない方がいい)
床の状況
商用目的の大型工機を置かない限り、できることなら木材の方がいいと思います。
車庫の方は車が入る関係で、コンクリート床ですが刃物を落とした場合、一発で切れなくなるので注意が必要ですね。
そんなに広い工房ではないので、作業状態によって大型工具や作業台を移動するときがあります。
元の状態に戻すときのマーキングをしております。
また、床が木材だと作業台や工具台、自動かんなの補助具などを直に固定ができるのも助かります。
端材の処理
これがまた大変な作業でして。
断捨離で捨ててしまえばいいのですが、それがなかなかできません(笑)
木工DIYって、小さい部材や細い角材とかが必要なることが多いですよね。
大きな部材から小さなものを切り出すことって結構なストレスとなるので、今後の活用を期待して捨てられないのです。
それでもたまり続ける端材の収納は大事なので考えないとなりません(笑)
長さがわからなくなるので、できるだけ立てて収納したい
材料の種類ごとにまとめたい
でもそうなると、面積をたくさん食ってしまうのが難点。
時々、ココロを鬼にしてキャンプのときに焚き火で燃やしています。
今までの経緯
自分の工房も今の形になるのに36年もかかっています(笑)
笑っちゃいますよね
最初は私も青空木工からのスタートでした。天気の良いときにしか出来ませんし、何日もかかるようなものも作ることは難しいです。
でも木工diyの魅力にハマって、どうにか環境を良くしたいと予算とも相談して手に入れたのが、「イナバ物置1坪タイプ」
たしかに狭いですが、それでもあると無いとでは大違いで、込み入った作業はできないにしても、道具の保管や作りかけのものを保管ができるだけでもありがたい存在でした。
続いて車の車庫を立てることになって。
この広い空間が車を入れておくだけならもったいないと思うようになり、そして車以上に「道具」「木工diy」が大事と。
「え~い。床を貼ってしまえ」と、車を入れることをあきらめて、すべての床面にコンパネを貼り、工房としてしまいました。
イナバ物置に比べたら、あまりに広くて夢空間です。
こんなに広かったら何でも出来そうだと。
壁には道具を吊り下げれるように、コンパネを貼って、ワクワクしながら木工diyに励んでいました。
この頃が一番楽しくて、一番作品を作ったように記憶しています。
ただ車庫ということで寒さの問題が発生して、いくら風をしのいでいても北海道の寒さは防げるものではなく、冬季間は木工ボンドが凍ってしまい接着できないことで、作業はできない状態だった。
木工diy、できることなら一年中やりたいという思いが強くなる。
こんなにハマるものかと思って始めた木工だけど、やり続けていたらやっぱり楽しすぎるわけで、キチンとした工房を建てたくなった。
ここまで長く続けてくると、上手い下手に関係なく奥さんからの理解も得られやすくて、話がトントン拍子に進み、となりの空き地に2階建ての工房が完成した。
2階は家族で遊ぶフリースペースで、水回りは何もないので、経費も思ったほどかかりませんでした。

自分で設計したものだけあって、自分としては満足なものが出来上がり、木工diyも意欲的に進んでいた。
順調に進んでいた木工diyだけど、ひょんなことから家を建てることになり、それと同時に工房も引っ越さなくてはならなくなった。
色々と悩んだ挙句、ビルトインする形で工房が完成した。
これが最後だと思うけど、これが4回目の工房取得となった。
まとめ
実は木工Diyも長く楽しませてもらっている関係からか、工房も徐々にバージョンアップして4回目の取得となりました。
最初は「工房」と自分で言うのが恥ずかしくなるくらいだったのですが、今ではその魅力をどっぷりと感じています。
工房があると天気にも左右されませんし、製作途中のままで放置しても問題がありません。
一人でいる空間ともなり、気持ちもリフレッシュすることができるなど魅力もいっぱいです。
今回は自分が工房を持って感じたノウハウを載せてみました。
何かの参考になれば幸いかと思います。
楽しく木工diyをするにも道具が大切
いくらDIYであっても、綺麗にそしてきちんとした形になってくれないと「心が折れて」しまいますヨネ。
ヤッパリそれを大きく助けてくれるのは電動工具たちです。必要にあわせて購入を進められると良いですよ。
わずかの修正を楽にしてくれる「ベルトディスクサンダー」
【もっと早くに買っておけば良かったって本当に思います】
我が工房で使わない日はない「スライドマルノコ」
【丸鋸より安全に木材の切断が出来ます】
簡単に綺麗に木材カット。積極的にノコギリガイドを使おう!
木材をまっすぐ寸法通りに切る。そして切断面を直角にするって、結構高度な作業ですよ。
躊躇無く、ガイドを使いましょう。小さい部材のときは私も使っています。
何度も何度も同じ寸法測るってイヤになるよね。
【スケールストッパー】を使って見て!
もっと早くに買っておけば良かったって本当に思います
木工diyは直角が命(笑)
【スコヤはこれがお勧めですよ】だって使いやすいもの!
棚や箱の組み立てには絶対にあった方がイイ!
箱や棚を作り始めるとき、部材がパタン、パタンと倒れてイライラするよね。
いろいろ使って見たけど、この【コーナークランプ】が一番いいように思う。個人的ですけどね。
自分が一番使っているクランプ
クランプは一つじゃ用事が足りないから、2個ずつ買った方がいいね
この大きさが手頃で一番使ってる
【クイックグリップバークランプミニ 150mm】




















